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業務用の珈琲豆は古いものから使われる

皆様こんにちは。

平群道の駅で珈琲をドリップしていると
今日もこんな言葉をかけられました。

「コーヒー、メッチャ膨らんでる!
こんなに珈琲膨らんでるの初めて見た・・・」

レギュラー珈琲を毎日ドリップしている
私にとっては豆が膨らむのは当たり前のこと
なのですが、一般的に言えば、膨らむのは
稀有なことらしいです。

◇◇

昔々、横浜の自家焙煎店で初めて焙煎直後の珈琲豆
をドリップしたときは、珈琲ってこんなに膨らむ
物なんだ、メッチャ面白いな。と思ったものですが
正直、膨らむ珈琲を入手する機会はほとんどないです。

というのも、焙煎豆という商品は一般的に
古い在庫から消費されていくからです。

実際にお客様が、すぎた珈琲の豆をドリップしていて
感嘆する様子を見ていると、いかに膨らむ豆が
少ないのか?というのがわかります。

どれくらい膨らむ豆が希少なのかといえば
多分、気持ちよいぐらい膨らむコーヒーは
100に1つもないでしょう。

なぜかというと、焙煎後一週間以内くらいでないと
ハンバーグのようにきれいに膨らまないからです。

すぎた珈琲では卸販売も若干してますが
卸先ではやはり納品したコーヒー豆は
古いものから消費されていきます。

一か月以内に全部使って頂ければ
美味しい珈琲と保証できますが
半年とか、在庫保存されると
どうしても鮮度に問題が出てしまう。

これは当店の問題だけではなく
例えば、珈琲豆は日本の法律では
焙煎から一年以内が賞味期限なので
お客様が口にするコーヒーは
平均すれば焙煎後4か月くらいが
標準になるようです。

これはスーパーなどで珈琲豆の
焙煎日を長年確認してきたので
大体あっているかと思います。

ですので日本国内で入手する珈琲豆は
平均で焙煎4か月くらい経っていると
膨らむコーヒーを見る機会は
ほぼほぼないでしょう。ということです。

ではでは。 ^^) _旦~~

コーヒーの膨らみは下で見れます。

本日のラテ↓


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