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珈琲が嫌いになる(飲めなくなる)のは何故か?

皆さまこんにちは。

今日も平群道の駅で
コーヒー豆の店頭販売をしています。

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先ほどお客様が
モカとケニアを買って行かれました。

ケニア・キアンドゥ

その時丁度、私が考えていたことと
同じ質問を頂いたので
この場でお答えしたいと思います。

質問の内容というのは
「すぎた珈琲のコーヒーは飲めるんだけど
何故よそのコーヒーは喉が通らないのか?」
という物でした。

わたしも丁度同じような事、つまり
「コーヒーを飲んで珈琲嫌いになったり
お腹を下すのは何が原因か?」

というテーマを考えていたので
ぴったりの質問を頂いたわけです。

結論として、他店のコーヒーが飲めなくて
すぎた珈琲のコーヒーだけ飲めるのは

1、有機珈琲か化学肥料まみれかの違い
2、焙煎鮮度が古くて珈琲豆が腐っている
3、カフェインに耐性があるか無いかの違い

大体上記3つが原因となります。

順番に説明すると、

1、の有機か否かは珈琲だけに限らず
農産物全般に言えます。

農産物は特定の肥料
・窒素
・リン酸
・カリウム
を沢山与えると急速に成長して
大きく育ちます。

農産売り場で、化け物のような
白菜やダイコンがあれば
まず間違いなく、窒素・リン酸・カリウム・農薬を
沢山与えて、急速培養した野菜です。

一方すぎた珈琲が扱っている珈琲は
窒素・リン酸・カリウム以外の
稀少ミネラルも、ゆっくり育つことで
コーヒー豆の中に取り込まれます。

この稀少なミネラルが
産地特有の風味になるわけです。

つまり、土地の風味ですね。

わたしたちは、化学肥料で急速栽培
されたコーヒーを飲むと気持ち悪くなります。

また、そういった化学肥料まみれの
コーヒーや野菜は、味に特徴がなく
同じ様な風味になります。

わたしたちは、そんなコーヒーを称して
「化学肥料の味がする」
と表現します。

見た目はすごく立派でも
土地の滋養を吸収しないで
窒素・リン酸・カリウムで育ったので
どれも同じような風味になるからです。

続きはブログでも書いていますので
宜しければ下記からご覧ください。

コーヒー腹痛

次に2、の焙煎鮮度に関してです。

最近では自家焙煎店が増えたので
昔の量販店と違い、小さな町のコーヒー屋で
豆を買えば焙煎鮮度が良い物も手に入ります。

しかし、百貨店やカルディーで量り売りの物を
買うと最悪です。

カルディーでは焙煎後2週間しないと豆を販売しないそうですが
量販店は古いコーヒー豆から販売していきます。

また喫茶店も古い珈琲から消費していきます。

古い豆はコーヒーオイルが酸化しているので、
酸化しているオイルを飲むとお腹を壊します。

これが焙煎鮮度が悪くて体が珈琲を
拒否する原因です。

最後に3のカフェインの耐性が原因ですが
カフェインはアルコールと同じく
肝臓で分解されます。

カフェインもアルコールも毒の一種と
認識されるので、ともに肝機能によって
無毒化するわけです。

肝機能は加齢とともに衰えていきます。

ですので、45歳を過ぎるあたりから
肝機能が衰え始めるので
カフェインにも弱くなります。

これが高齢者が珈琲を受け付けなくなる
原因になるわけです。

カフェインに弱い人はカフェインレスか
他のソフトドリンクも併用するように
した方が良いでしょう。

カフェインの効果


お心遣い有難う御座います。サポートして頂けると、とても励みになります。これからも皆様の役に立つ記事を書いていきたいと思いますので、見守ってください(^_-)-☆