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ドリップ珈琲を保温する最適な方法【サーモスか象印】

皆さまおはようございます。

昨日お客様からこんな質問を頂きました。

「珈琲を温めたいんだけど、
IHとか直火とかで、加熱できるサーバーある?」

たずねられた言葉をそのまま書いたのですが
上の質問ではちょっとわかりずらかったので
しばらくお話ししていると以下のような事が
知りたかったようです。

「珈琲を長時間保温する、あるいは
温めなおすにはどんな機材があるか?」

◇◇◇◇

珈琲が好きな人なら一日に何度も飲まれると思います。

しかしその度にいちいちドリップするのは結構面倒です。一回珈琲を入れるには30分くらいかかるので、一日4杯くらい飲む方でしたらそれだけで2時間も掛ってしまいます。

ですので、そんな時は朝一に一日分の珈琲をドリップして、保温した珈琲を少しずつ飲んでいけばよいです。

保存した珈琲を飲むと以下のような問題が起こります。

1)電気で保温すると珈琲が焦げて苦くなる
2)長時間保存すると風味が無くなる
3)魔法瓶で保温すると珈琲が冷める

順番に説明していきます。

まず1)のように電気保温容器の上でホット珈琲を
保存すると、底の部分が少しずつ焦げていきます。

30分くらいなら、コーヒーメーカーなどについている
保温プレートの上にのせてもそれほど焦げませんが
1時間も放置していたら焦臭くて飲めたものではありません。

マクドナルドでホット珈琲をサーブしているのを
見ていると、珈琲を抽出したばかりでしたら
美味しいのですが、運悪く抽出して時間がたった物を
入れられると焦げた珈琲がでてきます。

ですので、ホット珈琲を電気保温するのでしたら
低温機能が付いている必要があります。

私が知っている低温保温機能を持っている
コーヒーメーカーはパナソニックです↓

もし電機製の保温機能をお探しでしたら上記のような低温機能が付いている物をお求めください。

◇◇◇◇

次に2)のホット珈琲を長期保存すると風味が無くなる問題ですが、これは解決しようがないです。

ホット珈琲から出る、コーヒーアロマの効果は3分くらいで失われてしまいます(下ブログ参照)

ですので、コーヒーの香りを最大限楽しみたいのでしたら、淹れてすぐに飲む以外にありません。

しかし代替として、珈琲を淹れて一杯目は直ぐに飲み、残りは牛乳を加えて保存してしまうと、コーヒーアロマはミルクに保護されて成分はあまり失われないです。

もしくは抽出した珈琲を気密性の高い魔法瓶に入れても、アロマの成分を保護できるので代用案として水筒に入れて持ち歩いでも大丈夫でしょう。

◇◇◇◇

最後に3)の保温機能のある水筒に入れて持ち歩くと冷めてしまう問題です。

結論からいうと、保温機能が優れているメーカーはサーモスと象印です↓

上記以外の安価な魔法瓶もありますが、保温能力は半分程度です。サーモスや象印の水筒なら90度のホット珈琲を水筒一杯に入れた場合10時間たっても60度くらいしか温度は下がりません。またコーヒーアロマも楽しめます。しかし500cc1500円くらいの魔法瓶水筒なら常温近く下がってしまいます。

嫁は20年前に買ったサーモスの水筒を未だに使っています。ホット珈琲を魔法瓶で保存するのでしたら、良い物を一つ買った方がいいでしょう。

珈琲の保存に関しては、下のブログでも書いていますので、興味のある方はご覧ください。

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