見出し画像

オススメパズルゲーム5選(お題箱回答)

Baba is You

不朽の名作です。表面で投げている人が非常に多いですが、このゲームは後半が本当にすごいのでヒントや解答を見ながらでもいいのでぜひ最後までやりましょう。レベルエディタが実装されてからはカスタム面もめちゃくちゃ面白いのが多いので、無限に遊べます。カスタム面やってみたいけど多すぎてどれがいいのか分からないという人は、とりあえずLetters+というレベルパックをやってみるのをオススメしています。カスタムレベルパックには難しいものが多いのですが、このパックは分量もそこまで多くなく、比較的標準的な難易度に収めつつもカスタム面特有の新たなギミックやアイデアが豊富で面白いです。

Squishcraft

狂ったゲームです。まず見た目が狂っていますが、パズルとしてのメカニクスも狂っています。倉庫番ゲームに「ブロックを圧縮できる」というギミックを追加したものなのですが、このギミックの深堀り具合が凄まじく、想像もできないような仕掛けや仕組みが大量に出てきます。めちゃくちゃよく出来たゲームでいろんな人に勧めているのですが、とにかく見た目が終わっているのとシンプルに難易度が高いのとでなかなかプレイ者が増えません。本当にやってみてほしい。このゲームがどのくらい狂っているのかを伝えるために序盤の面を攻略している動画も用意してあるのでここにも貼っておきます。思いっきりネタバレではあるのですが、「どういうゲームか」はこれ以上なく理解できると思います。

あとフォロワーが書いた感想記事もあります。こちらもぜひ読んでみてください。

Bean and Nothingness

こちらもSteam全体で見ればニッチなのですが界隈(?)ではかなり有名なパズルゲームで、Squishcraftをパズルゲーム界の天才系問題児とすればこちらはザ・優等生のようなゲームです。魔法の杖とそれに反応してさまざまなクリーチャーを生み出す豆を組み合わせてステージをクリアしていくのですが、この豆まわりのインタラクションが非常に豊富。高難易度パズルゲームにありがちなひとつのシンプルなルール下で応用的な解法を突き詰めていくという感じではなく、ギミックの種類が増えていく中で与えられた道具で目的を達成するための純粋な思考力が問われるゲームで、こういう感覚を得られるゲームはパズルゲームの中でも結構レアだと思います。

ギミックのバリエーションが多いわりには「そんな仕様知らなかった!」というような解法も少なく、とにかくレベルデザインが優秀な印象。自分の解法のリプレイ機能やファストトラベルなどQoL面もしっかりしており、ただ提示されるパズルを解いていくだけではなくストーリーもちゃんと用意されています。総じて「難しい」という点以外は非の打ち所がないゲームなのですが、その難しさもフェアなもので、むしろこのゲームの魅力のひとつとも言えます。文句なしで人にオススメできるタイトルのひとつです。ちなみにこちらも同じフォロワーの感想記事があります。

Chants of Sennaar

このままだと高難易度パズルゲームばかりになってしまうのでバランスを取る意味もかねて。厳密には自分がプレイしたのではなく友人に買わせて一緒に解いたのですが、どちらにせよ最近やったカジュアル寄りのパズルだと一番出来がよかったと感じたゲームです。最近急激にその勢いを伸ばしつつある「言語解読系ゲーム」のひとつで、マップ上に散りばめられたヒントや人々の会話から未知の言語を読み解いとき、塔を登っていくのがメインのゲームプレイとなります。

塔の階層ごとにガラリと雰囲気が変わり使用される言語の種類が変わるのが大きな特徴となっていて、ひとつひとつの言語の解読手順自体はそこまで大変ではないですが、二種類の未知の言語間で単語を対応させていく手順が必要なところとかは結構新鮮で面白かったです。最終的には「なぜ階層ごとに言語が異なっているのか」みたいなところまで踏み込んでいくストーリーもなかなか面白くて、特に真エンディングの演出でちょっとした伏線回収がありかなり感心させられました。ガッツリパズルとして取り組まなくても基本的に流れに身を任せていけば解ける感じがあり、パズルゲームのオタク以外にも万人に勧められるタイプのタイトルだと思います。

Magnet Block

倉庫番+磁石という定番すぎるモチーフに、直球すぎる名前、個人デベロッパーでかつ20件にも満たないレビュー……。ディスカバリーキューに出てきたら大半の人が3秒でスキップしそうな作品ですが、パズルゲーム界隈(?)ではおそらく「Steamでもっとも難しい倉庫番ゲーム」としてその異名を轟かせているゲームです。マジで狂っていて、僕も全然解けていないです。たまに向き合ってはいるんですが全クリできるのはいつになることやら。これはオススメというよりもはや挑戦状で、我こそはという人は是非これに挑んでみてほしいです。というかこのゲームについて話せる人がいなさすぎて、この苦しみが共有出来ないのが悲しすぎます。僕を助けると思ってやってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?