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2023年の夜明け前が1番暗かった

2023年が終わった

2023年は転職して、広島から関東に戻ってきて、結局また転職することになって、プライベートでも色々あって、ここ数年では1番激動だったし、色々と決断をすることの多い1年だった
こめという人間の化けの皮を剥がれ落として、本当に必要な要素だけで再構築したような1年とも言える

広島、関東含め色々な人に出会った、そして色々な人と別れた
色々な人を嫌いになった、色々な人を好きになった
色々な人に嘘をつかれ、騙された
色々な人に優しくされ、時に助けられた
そして色々な人に心を殺された

でもそれは俺も同じだ
人の醜さを目の当たりにする度、鏡を見てるような気持ちになった
それでも人は簡単には変われない
30歳なんてとっくに通り過ぎた自分ですらそうなんだから、40歳なんてとっくに通り過ぎている人なら尚更だ

それでも2023年を経て少なくとも俺だけでも変わりたいと強く願った
変わらない為に変わろうと思った
出来る事なんて限られてる、だけど行動に移した結果、転職をするに至った
やりたい事、なりたい自分が明確な転職は初めてだった
35歳にもなって3回目の転職、しかも現職より遥かに悪い条件で
馬鹿にされてもいい、コケにされたっていい
それでも諦めたくないと思ったもの、守りたいと思っもの、得たいと思ったもの、その全てを何ひとつこの掌から零したくない
そして誰になんと言われようと、この感情は俺だけのものだ
どうあがいても今より遥かに辛い茨の道、地獄を歩いていくことになる

2024年はどんな1年にしたいか?
きっと2023年の事が色々と問われるような1年になると思う
2023年に新しく形成された自分の軸を大切にしながら、自分の出来ること、出来ないことをしっかりと見極めつつも、いつだって何かに挑戦してる自分でありたい
停滞は退化と同じだ
歯が割れるぐらいに食いしばって、高く飛ぶように生きて、深く懸命に死んでいきたい
楽しいことに楽な道なんて無い
だから死にたくなるぐらい苦しんで、悩んで、地獄からしか生み出せない自分だけの素晴らしい何かを見つけ出していきたい

夜明け前が1番暗いと言うなら、2023年が1番暗かった
夜が明けても晴れてるとは限らない
土砂降りの雨かもしれない
夜が明けたらまた違う夜かもしれない
それでもいつか雲の隙間から光の筋が溢れる時を、ネコチャンのふわふわな毛、獣の香り、柔らかな体温を感じながら待ち侘びてる

地上より永遠に、深く彷徨いながら物語は続く
今年もよろしくお願いします

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