猫の後頭部からしか得られない栄養がある
転職して半年以上経った
理想と現実のギャップに押し潰されそうになりながらも、未だ来ない未来を右目で見ながら、左目で死んだ方がマシだと思うような地獄を見つめて、両目で現実と向き合ってる
「隣の芝生は青く見える」とは言い得て妙で、裏を返せば誰もがその人にしか分からない・見えない地獄で戦ってるということになる
それを表に見せないだけで、楽して生きてる人なんてきっと居ない
そんな苦悩や辛さ、苦しみ、迷いに気付けない自分が嫌になるのと同時に、また自分の足元も底なし沼にもう全身まで埋まっていることにまだ俺自身さえ気付いていないんだろうなとも思う
実際生きるのはめちゃくちゃシンドい
死ぬために生きてるんじゃないかと錯覚するほどシンドい
それでも叶えたいこと、手に入れたいものがあるからこそ血が出るほど歯を食いしばって踏ん張ってる
幸せになるのは俺以外の人で良い
だから俺は今日も祈る
祈りとは前向きな絶望だ
緩やかに、でも確実に後ろ向きな救いだ
それでも祈る
俺は馬鹿だから、それしか出来ない
夜が明けたからといって晴れてるとは限らない
夜よりも深い、暗い曇りかもしれない
だとしても雲の隙間から光の筋が溢れるその時を地獄の深淵から待っている
ネコチャンの柔らかな温もりに触れながら
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