田所あずさ AZUSA TADOKORO LIVE 2021〜Waver〜の感想

田所あずささんの今年1月に発売されたアルバム Waver を掲げてのライブ、AZUSA TADOKORO LIVE 2021〜Waver〜を見ました。
まあ僕がどうのこうの言うより見てもらったほうが早いし、無料だからとりあえず自分の目と耳で見聞きしてもらいたいので、いつまで公開されてるかわからないけど上に公式のアーカイブ貼ったので見てください。(最初の32分40秒くらいなにもないので飛ばしてください)


正直な感想というか思ったことをそのまま書いたほうが今回のアルバムやライブに関しては良いのかなって思ったので、あまり言葉を選ばずに書きます。
なんかやっぱり初めてこのアルバムを聴いたときに嬉しかったし、心の底からこれまでの田所あずさの活動で1番ワクワクしたのと同時にすごく悔しかったんですよね、こんなに面白いアルバムが出せたのにこれまで「ライブでBeyond Myself時代の曲を歌え!」みたいに言われてた時のように「こんなの俺の聴きたいタドコロックじゃねえ!」みたいに言われるんだろうな~っていうのがなんとなく見えちゃって。(毎回思うんだけどそれがリリースされたときに現場行ってないお前が悪いだろってなっちゃうけど、そういうのは言っちゃダメですよって自分に言い聞かせてるし、ファンちゃんと続けていったらいつかこれまでに聴けなかった昔の曲が聴けるときがあると思うよ~ん、経験則)
今回のWaverって音楽の路線としてはこれまでの音楽活動とは別路線の曲が多いように一見感じるんだけど、ちゃんと聴き込んで行くと、これまでの曲たちと断絶されたものではなく、これまでの活動とも地続きでそこで得た経験を経て更に洗練されたものだったり、自分がやりたいことをやってみたように感じました。
正直なところ、ずっと金太郎飴みたいに同じような楽曲を連発するだけで新しいことに挑戦しなくなったらそれはそれで面白くないと思うんですよね歌手活動って、あまりにも理由なく突拍子のなさ過ぎることをするのはそれはそれで違うかなとも思うけど。

今回はWaverをリリースしてのライブだからWaverの曲をメインとして作ったライブだったけど、これまでの曲たちとWaverの中の曲たちが入り乱れたセットリストになったときにもっと面白いものが見れると思うんですよね、だしこれから出る曲との組み合わせも楽しみだし。
あと無観客のオンラインライブだったけど、観客がこの曲でこういう感じになってるんだろうな~っていうのがなんとなく頭の中に広がるライブだったのすごく良かった、実際には見えないが見えるのってなんかワクワクしません?幻覚、おけ!
早くお客さん入れてライブできるようになってほしいし、AZUSA TADOKORO LIVE 2021〜Waver〜の有観客での再演とかやれたらしてほしいな、あと中島愛ちゃんと同じ高校出身者として対バンしてくれ~~~(2021年のおすすめのアルバムは中島愛ちゃんのgreen diaryと田所あずさちゃんのWaverです)
今日のライブ見て、これからの田所あずさちゃんの活動楽しみになったし、やっぱりたくさんの人にWaverは聴いてもらいたいな、音楽って結局セットリストやクレジットだけ見てもわかんないし、聴かないとわかんないじゃん?
自分にできるのは好きそうな人にWaverのことをオススメするくらいだし、今回のライブのアーカイブがあるから見ろ!!って言うのくらいだけど、とりあえず1人でも見てくれたら良いかなって思ったので感想書いてみました。

まるっ


・おまけ(最後のMCをメモ用に書き起こしたやつ)
今回、Waverというアルバムを作るにあたって、自分の普段感じたこととか思っていることとかそういうことを正直に歌にしたいって思ってアルバムを作り出して、やっぱりその過程で、あなたがやりたいことと人が求めてることは違うよとか、あなたが思ってる自分とみんなが思っている自分は違うよとか、誰もそれを願ってないよとか色々言われたりもして。
でもみんなの願いを、ファンのかたも一人一人違う人生があって、好みがあって、その1人1人の願いを叶えるのってやっぱり不可能、その人が思う私になるのは不可能で。
じゃあ何が本当にファンの皆さんにとって、私のできる誠実なものなんだろうって考えた時に、やっぱり私は自分の人生しか生きられないし、自分のことしかやっぱりわかれない、やっぱりファンの人のことも簡単にわかるなんて言いたくない、絶対にやっぱり理解できないところがある、と思うから。
だから私がやっぱり私のことを歌うのがみんなにとって誠実な事なんじゃないかって考えて、作って、でもやっぱりそれでアルバムを妥協せずに作って自信作が出来て、でもいざやっぱみんなの手元に届くまでがなぜか不安で、大丈夫かなって思ってしまって、自信作なのに。
それで、でもいざ発売したらすごい反響を頂いて、業界の人もそうなんですけどファンの皆さんからものすごく反響を頂いて、皆が一生懸命自分の言葉で感想を伝えようとしてくれたり、人によってはなんかイラストにしてくれたり、ブログにしてくれたり、noteにしてくれたり、そういう風にWaverを聞いたことでそういう風に感想を伝えてくれて。
あっ、届いたんだなってめちゃめちゃ感じてその時にやっぱものすごく感動して、やっぱり何だかんだ言って私はみんなのみんなにもやっぱちゃんと気に入って欲しかったんだなってすごく気づいたんですよね~
結局のところ私は自分の人生しか分からないし、みんなの願いを全て叶えることはできないけど、でもだからといってみんなと私を完全に切り離して考えることもできなくて、でもその複雑さがすごくいいなって思って、他人だけど他人じゃないみたいな。
そういう複雑な関係のまま、こうやってみんなと一緒にやっていきたいなってすごく思って、だから、なんか私はなんだろう、そういうみんな私は私の人生を必死に生きてそれを歌にする、歌にしてみんなに届けます。
だから、みんなもたまに私にこんなことがあったよとか、こんな人生送ってるよって報告してくれたらすごく嬉しいなって思って、そんなふうにして一緒に歳を重ねていけたらものすごく理想だなって思ってます。
私はこれからもゆらぎ続けて自分の思う勝手な進化を続けていきたいと思っています。
なので皆もよかったら私と一緒に進化し続けて欲しいです。
ちょっとね、勝手なやつだって思うかもしれないんですけど、私にできるみんなへの一番の誠実な姿勢がこのアルバムでした。
はい、そんなわけで、でも本当にね、届いてるなという感じがして、これからもよろしくお願いします。
というわけでここまで見てくださって皆さんありがとうございました。
やっぱり最後はこの曲かなと思ったので最後に聞いてください、Waver

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