人の喜ぶ顔に喜びを感じられるか①

#実践記録  2020/08/26(水)

疲れているにも関わらず…
消化にエネルギーを使う炭水化物を大量に摂取。
あわせてビールも。
さらに夜更かしの技まで決まった。
耐えてみろ,こらぁ。
躰への挑戦状を叩きつけた。
いや,ただの不摂生か。

この仕事,不思議なもので何が正解か分からない。
少し疲れている方がうまくいく時もある。
子どもの氣もちに寄り添えたり…
自分(我)が強く出過ぎずに済んだり…
悪いことばかりではない。
言い訳が良い訳になる場合だってあるということ。
さて,今日は凶と出るか,吉と出るか。

□ アーサー・タイム

学校へ到着後,プリントの印刷。
新たな実践の準備。
繰り出すかどうか,まだ100%に達し切れていない。
子どもの状態を観て,刀を抜くそのときに向けて。

板書問題で仕掛ける。
昨日扱った問題と繋がりがあるもの。
ちょっと切り口を変えて。

 3 5 7 ○ △ 13 15 □

   ⑳
  □⑫
  ③□⑦
 ①②□④

数字の並びからパターンを見つけられるか。
上位層が食いつき出す。
その熱に引っ張られて,半分以上の子たちの追究が始まった。

Sさんは,ひたすら計算プリント。
ここのところ自分から自主練習を行っている。
どうした?!
未だに彼の姿が信じられない(笑)
数字を読むことさえできなかった彼が。
他にも何人かはプリントにて自学。

□ 朝学

問題への追究熱がピークからちょっと下ったところで…
次の活動に変える。

「、」を付ける問題。

今週は,「、」をテーマに書かせまくっている。
呼びかける際にはも使用できる。
やはり“強調”である。
音読後,各自で取り組む。

■「、」は,感覚に入れる為にすーっと取り組ませる。
意識させているのは「ていねいさ」。
裏と表のテーマ。
裏は,あえて子どもの意識させないもの。
後者は,意識の表面にあげさせたいもの。

ちょっと時間オーバー。

□ 朝の会

▼ あいさつ

起立で決める。
1秒。
すっと立てるか。
あいさつの前にどれだけ意識できているか。
裏を返せば,まだ意識しているレベル。

諸事情につき,リレーは封印。
全体でのあいさつの声にごまかされてはいけない。
抜いている子がいる…。

▼ 返事

ここで明らかとなる。
一人ひとりを呼名すると,もろに意識が露わになる。

▼ 日付け

日付けが…
今日のではない。
ここで道徳授業への布石を打っておく。
自分たちの「係の仕事」の働きっぷりはどうか。
甘さをいくつか指摘する。

□Ⅰ 基礎

▼ ことわざ×93

『今日は,サバイバルです。間違えたら座ります』
『声が出ていないと,本当に言えているかどうか分かりません』

93回,フルパワーの声が飛んできた。
凄まじいエネルギー。
ただ,地声なのが残念である。
喉への負担が大きい。

▼ ことわざフラッシュ

連絡帳の右端に,ことわざが載せられている。
それらをめくりながら音読する。
6月頃に貼ってあるお頼り(ミニ学年便り)が邪魔…
何ページ分かがめくりづらく,読めない。

「初めてのことわざがあります」

こんな訴えをしてくるあたりがまだまだ。
望むところだ,になれるとよい。

▼ 百玉そろばん

 2とび
 3とび
 4とび
 5とび
 10とび

繰り上がりの操作が難しい(笑)
そろばんを自立させられれば両手が使えるか。

10より大きな数の感覚づくり。
あわせて「かけ算九九」の導入。
1年かけて全てマスターさせる。

▼ 尻浮かせ

今日は,股の間に手を置かせる。
腕を使って躰を浮かせる。
何秒耐えられるか。

男女に分けて行う。
一斉の方が効率がよいようだが…
人に見られた方が何かと都合がよい。
まずは,男子から。
最高は50秒間。
次は,女子。
3人が60秒まで耐えきった。
時間で区切る。
「腕支持」は間違いなくできる。
跳び箱を跳ぶ感覚さえつかめれば,いけるはずだ。

▼ 5マス計算(6~10の合成分解)

使い方を変える。
1列5個だが…
下まで貫かせる。
つまり,1列10個。

10秒制限。
速い子は5秒を切る。
が,まだギリギリの子たちも多い。
全列クリアは,まだ半分を超えない。
良い緊張感である。

最後の3人衆たちが,まだCLEARできない。
(50題/2分制限)
ムラがある。
Yさんの場合は,取り掛かりから大幅に遅れることもある。

裏面は,100題通し。

▼ 高速読み『かいがら』

喉を酷使してしまったので…
軽く読ませる。
あれ?
これぐらいでちょうどいいかもしれない。

速い子たちは1分を切る。
私も2回とも読んだが…
あらためて表現しがいのない,文章である。
そろそろ切り上げたい(笑)

▼ 漢字スキル

2日目の練習ページ。

 読み → なぞり → 写し → たしかめ

システムとしては,よくできている。
最後の段は,筆箱や教科書で隠して書かせる。
いかに自分でテストできるか。
力をつけるコツである。

提出した子たちから検定。
2~18まで合格した子たちは,「+1~9」に取り組んでいる。
よくできた検定表である。
誰が創ったのだろう(笑)
同じ教材を使いながら様々なレベルに応じられるのがよい。

■口頭での「いくつといくつ」検定の効果が実感している。
上位の子たちはもちろん,低位の子たちも。
韻の弾みでラップが繰り出されるように…
いくつといくつを唱える弾みで答えが出てくる。

 8-3

『8は,3と?』

こう問うと,思わず「5」と口から出る。
理屈がどうとかではなく,思わず。
感覚に入るとはこういうことなのだろう。

今日もまた休み時間まで盛り上がりを見せる。
休む間がない(笑)

□Ⅱ 図画工作科

特支の2人もやってくる。
前回の続き「うきうきボックス」。
子どもたちはとても楽しみにしていたようだ。

2つの活動を示す。

 ・よりよく
 ・あたらしく

『どっちかを選んでやりましょう』

道具の使い方等は指導するが…
大まかな製作は,全て任せる。
私は,子どもたちが持ってきた作品を評価していけばよい。
本人も氣づいていない良さを発掘する。

▼ 跳び箱運動

同時並行で,跳び箱運動に取り組む。
教室に簡易マットとミニ跳び箱を持ち込んだ。
先日のタイヤ跳びで悲惨な状況を観ている…
一から教えるつもりで。

3人ずつ呼ぶ。
奥行50㎝程度だが…
尻がついてしまう。
向山A式を何度かやらせる。
跳び箱を尻を乗せる。
腕で躰を持ち上げて,躰を前へ押し出す。
その後,私の方で補助する。

「先生,もう一人でできます」

こういう子はすぐにできる。
かなりの数が跳べなかったが,今日で数を増やすことができた。
合格者は,15人(22人中 ※特支の子たちも含む)。
あと7人で全員達成である。

体育系は,その子のつまずきがよく分かる。

 ・手の着く向きがハの字
 ・手を着く位置が手前過ぎ
 ・踏切足がばらばら
 ・跳んだ後の目線が下向き

などなど。
一つひとつ診断して,理想の状態へ治療する。
ここで跳べるようにしておけば…
外で何氣なくタイヤで習熟することができる。
早めに覚えさせておいた方がいいものがある。

器械運動でいえば,鉄棒もそうか。
現在,教室での実践を構想中。

□ 業間休み

教室に残っている子も多い。
図工の続きに夢中になっている。
検定者も。


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