子どもたちとも“初めて”を

#実践記録  2020/10/14(水)

前期の闘いから,しばしの休息。
4日間の「秋休み」を頂戴した。
せっかくなので“初体験”を。


■ 連休の予定を「構想用ノート」に書く

初日の午前中に,構想ノートに休日のことを。
見開き2ページに,4日分。
休日への臨む姿勢に力が入っているのがおもしろい(笑)
とはいえ,いつもなら2ページは1日分の授業案で埋まる。
…密度が薄い。
“休日”こそ“平日”以上の密度を。
これぐらいの認識でちょういいかもしれない。
「予定」を立てるから「実際」とのズレが生じる。

■『レミゼ』の鑑賞

 ① ミュージカルの映画化版
 ② テレビドラマ版
 ③ 映画版
 ④ ミュージカルの映画化版

最後にまたミュージカル版を観ると…
より凄さが感じられた。
“描き方うめえ”
勝手にクリエイターの視点で観ていた(笑)
何度も膝を打った。
ついでに『アニー』も鑑賞。

あとで文庫本も読む。
来年はぜひ舞台にも足を運びたい。

■ 占い

個人的に「占いの館」へ足を運んだのも初めて。
90分コース(笑)

「姓名」
「水晶」
「生年月日」「数秘術」
「手相」
「顔相」
「オーラ」
「タロットカード」
「前世」
「ルーン」
「レイキ」

おもしろいひと時だった。
“へぇ”の連続。
占い師の方が,
「初めて使うカードなのよ」
届いたばかりらしい箱から真新しいカードを出す。
笑ってしまった(笑)
お試しかい(笑)
でも,嫌いではない。
相手も初めてだからこそ予定調和でなくなる。
お互いにとって新鮮なことこそ,貴重だ。
授業もこうありたい。
※ お試しだけで結果が出ないんじゃしょうがないが(笑)

占い師の方が何氣なくした私の行動に驚いていた。

「1000人以上占ってきて…こんなことをする人,初めて!」

相手にとっての“初めて”も提供できたようだ(笑)
今年度,私も初めて尽くしの子たちを受け持っている(笑)

「水晶玉はあなた自身です」

水晶玉が「地球」に観えた。
オーラには「青」や「緑」が混じっているようだ。
それも何か関係してる?
加えたこともなかったキーワード,取り入れてみようかな。
まだ運命線がはっきりと表れていない…
目の前のことを一生懸命にやっていこう。

■ 足を3Dモデル化

「XEBIO スポーツ」にまた新しい機械が。
靴を脱いで乗ると…
画面上に,立体的な自分の足が描かれた。
タッチで動かして,360度観ることもできる。
足のサイズ。
体重のかけ具合。
いろいろなデータが出る。
歩く時の体重のかけ方も観てもらった。

「あなたにぴったりのシューズは…」

99%の一致率のシューズが見つかる。
ただ…
デザインの好みは訊いてくれない(笑)
『私が目星をつけているシューズが,どれぐらい足に合うかも観られるといいですね』
店員さんに要望を伝えておいた(笑)
あったら便利,みんな助かると思う。

人生初,厚底のランニングシューズを購入。
店内を歩き回りながら,興奮で声が駄々漏れている33歳。
店員さんに笑われた(笑)

さて,今日から後半戦が始まる。
子どもたちとの“初めて”を楽しんでいきたい。

□ アーサー・タイム

遅れての入室。
おはようございます!!
子どもたちは,元氣そうだ。
次から次へと話しかけにやってくる。
4連休でエネルギーを充電できたのだろう。
雑談の嵐。

C日課のため,すぐに朝の会が始まる。

▼ あいさつ

起立から一度やり直し。
氣が入っていない子もいる。

▼ 日付け

午前8時32分…
とまで言わせてもいいかもしれない。
近頃,時計の学習をしていない。
「日常」に組み込んでしまうことが手っ取り早い。

▼ 2学期からの話

 ・1年生の半分が終わった
 ・2学期とは?
 ・2年生に向けて

『もう半年で2年生だね』
「えっ!」
「早い!」

ちょっと氣が早かったか(笑)
でも,捉えようによってはそうだ。
だからこそ“1年生”というひと時を全力で楽しんでいきたい。

□Ⅰ 基礎

▼ 四字熟語

やったー!!
答えられることに喜びを感じているようだ。

上の二文字を隠して提示。
ヒントをもとに答える。
明日は,「全隠し」にチャレンジさせよう。

▼ 10マス計算

11~15までの合成分解。
テンポを上げても…
SさんとYさんがついてこられるようになった。
大いなる前進だ。
特にYさんが“ついていこうとする”なんて奇跡(笑)

1列目は,復唱。
2列目は,私の問題に答えさせながら書く。
3問連続でスピーディーに。
確認を入れながら立ち止まる。
一定のペースで10問目まで。
微妙な緩急をつけながら進める。

▼ 5マス計算

なぜだろう?
休み明けだが,みな記録が伸びていた。
10分間集中し続けている。
切磋琢磨しながら練習に励んでいる。
が,心ない言葉を言ってしまう子もいる。

どうせ言うなら…
「相手を勇氣づけられる」ような言葉を。
そんな話をした。

▼ カタカナ

高速指書き。
アイウエオと書きながら,細部の分析。

 ・とめ
 ・まがり
 ・おれ
 ・はらい
 ・はね

などを指摘する。
『よし,これらを意識して指書きしていくよ』

その後は,空いているスペースに書き込み。
3分間。
あまり書けない子もいた。
これも明日への布石である。
書写ノートを集めた時に,自然と周りと対話が始まる。
出てくる,出てくる。

明日は,もっともっと書けるだろう。
途中から書き込みなので,達成感も積み重なる。

▼ 漢字スキル

音読。
2回目は,私のアドリブを復唱させる。
漢字を楽しむ。
くだらない方へ振り切る。

練習のページ。
部品が多くなると…
字形を整えるのが難しくなる。
「校」の文字。
へんとつくりの間隔が開き過ぎたり…
つくりの方の「六」と「メ」のバランスが悪かったり…
半分の大きさで書く。
1/4に縮小する。
そうした感覚がまだ分からないのだろう。

□Ⅱ 道徳科

▼ 計算プリント

たし算とひき算。
50題を1分間で解き切れるか。
一つの基準である。
この先にまで及ぶ,絶対的な基礎。

途中,ラジオ体操を入れる(笑)
なんで!?
子どもたちは困惑。
からの爆笑(笑)
いつ,何が起こるか,分からない…
「見通し」をもてと叫ばれる教育界。
見通しのない楽しさも,授業にあるとよいと思う。

▼ 2枚の写真から

福山先生の実践に修正を加えた授業。
なんだかんだで,どの学級を受け持ってもやる。

見た目には汚らしい文字が連ねられている写真。

『この字は,うまいですか? へたですか?』

その背景を知ると…
へたとは言えなくなる。
文字としては下手なんだが,理由や事情が観えてくる。

1枚目は,星野富弘さんが事故後に書いた字。
2枚目は,日航機墜落事故の最中書かれた字。

1年生には,まだまだ上辺しか伝わらない。
えっ…という逆転が少なかった。
私の求めていた空氣感とちがった。

□ 業間休み

▼ 始業式

終業式よりも姿勢がよかった。

まだまだな子たちにどんどん声をかける。
無意識に飛んでしまう子がいる。
これは氣づかせてやる他にない。
自分を客観視できる自分をつくれないかな…
なんて考えながら声かけ。

▼ 高速着替え

1分切れる子は…0。
やるからにはもっと研究させたい。
どうすれば素早く着替えられるか?
それ自体がおもしろい追究になる。


今日から運動会練習が始まる。
昼休みからの予定だったが…
校庭では,高学年の係の子たちがいる。
私も参加。

今年度は,「放送」を担当する。
全体の流れによって原稿が大きく変わる。
実況やアナウンスが,その場の話し合いでがらりがらりと。

□Ⅲ 国語科

▼ 高速読み『いろいろなふね』

35秒制限を“壁”として設定したい。
超える“べき”壁として。
本氣で達成する氣があるかどうか…
今日は,その点に迫った。
ぶつかってる?
流すだけの練習では意味がない。

▼ 曜日と日付け

しっかりと声を出す。
一人ひとり。
唇を大きく動かさせる。
口形をつくってから声を出す。

▼ 表現×解釈『スイミー』

個人練習。
途中,何度も切る。
練習態度が甘い。

私がのせてやれば…
それなりに楽しくやれるだろう。
“自分”だけで熱中できるか。
実りのある練習ができるか。
今日はこれまでよりも突き放しての指導。

全体的な読みをうっすらとやらせても…
一部分に絞っての指導へ。

“それから,とつぜんスイミーはさけんだ”

直前のセリフでは「いった」とある。
『いったとさけんだとではどう違うか?』
指名なし発言。
その後に続くセリフの読み方が変わる。
セリフ内の言葉も細かく。
どっかで化けてくれることを願って。
今はまだ無理だろうな,という想いと半々(笑)
こういう積み重ねがあるから次へ繋がる…
そう信じてやっている。

読みの担当分け。
映像で撮ることを伝える。
一文ずつ割り当てを決める。
文章や表現によって,複数人にする場合もある。
が,一人一文以上割当たるようにした。
一人ひとりの最高の読みをつなげる。
それを一本の動画にする。
さらには演出も加え,見応えのあるものにできれば…

土曜日に先生に観て頂くつもりでいる。
今日は一応通したが…
全然ダメ。
さて,あと2日。
どこまで化けるか。
うまくいくか駄目か結果はどうなるか分からないが…
こうした挑戦がおもしろい。

□Ⅳ 体育科

運動会の初練習。
学年ごとにやる。
2年生が校庭を使いたいということなので…
1年生は体育館にて。

主任がメイン。

…。
並び方で終わってしまった。

□ 給食

もどりが遅れてしまったので…
私の方が率先して準備。
当番が着替え終わる前にワゴンを取りに行った。

やきそば。
配膳は,定刻5分前に終わった。

▼ おたよりノート

会話文の多用。

□ ロング昼休み

開閉会式の練習。
あれこれと相談しながら。
放送係の子にその場で教えながら読ませる。

□Ⅴ 音楽科

授業時間に食い込む…
運動会練習の嫌なところはこれだ。
「授業」が蔑ろにされる。

先に音楽室へ移動させておく。

▼ 発声練習
▼ 歌
▼ 声出し

久しぶりにリミットを外す。
学校スタートからこれでいけるはずだった…

振り切って声を出す機会の大事さが身に沁みる。
その子が本氣になれる場。
シンプルに力を発揮し切れる場。

体育館か音楽室。
この場をつかって,限界突破を狙おう。

他の授業においてもそうだが…
今日は「一人ひとり」の鍛えという点をキーワードにおいていたようだ。
どれだけ「一人」で挑めるか。
力を発揮できるか。
振り返ってみると,共通項に氣がつく。
これも記録を書く醍醐味だ。

□ 放課後

▼ 職員会議

私からも避難訓練の提案。
今年度は初めて「非通知」で行う。
文部科学省から出された冊子を何冊か読み込み,資料をつくった。
「事前指導資料」
出展もかけばよかった。
その方が,説得力が増したことだろう(笑)

▼ 事務処理

特に運動会関係に時間を割かれる…
コロナ禍の影響により,予定が大幅に変わる。
放送原稿も修正につぐ修正。

退勤時刻が7時過ぎに…


水曜日のエンタメ。


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