漢字の導入②

#実践記録  2020/08/20(木)

□Ⅲ 国語科

▼ 漢字スキル

1人お休み。
「書き込み」は進めない。

前半は,軽く読みの確認。
これまでの感覚づくりとしては…

 ・リズム漢字
 ・輪郭漢字カード
 ・板書での漢字表記

「漢字を読む」ユニットとして,何らかの取組みを行っていきたい。

メインは,「空書き」「指なぞり」の伝授。
手本の書き順を観ながら,自分で指なぞりができるか。

 ・数字順を確認
 ・漢字の上をなぞる
 ・できるようになったら,机上でなぞる
 *目をつぶっても漢字が見えるようになるまで書く
 *素早く書けないと,文字が浮き上がって見えない
 *指の腹でしっかりと脳に刺激を送る
 *指書きの際には,他に物を持たない

空書きにおいても同様。
どういう状態であればいいのか。
「四」と「五」を通して“基準”を示した。
子どもたちは「早く書きたい!」と言う。
でも,書かせない(笑)

▼ 表現読み『かいがら』

新しい教材に突入。
すでに読んでいる子もいるが,初見の子も多い。
この教材文において難しい箇所は,会話文。
登場人物同士のセリフが連続しているところなどは特に。
その点が掴めないと…
物語の核心部にも触れられない。

『貝殻を拾ったのは誰ですか?』

物語の発端である。
『もしもくまのこが拾わなかったら?』
そんな問いもいいかもしれない。

かぎかっこの上に,○「く」「う」と書かせていく。
一つひとつ確認しながら。
「なみのおとがきこえてきそう。」
特定しにくい箇所はここ。
まだ根拠に乏しい子が多い。


「ああ、ぼくといっしょだ。」
『“ああ”をどう読むか?』
解釈の仕方によって,如何様にでも読める。

 A 嬉しい 
 B がっかり
 C 驚き

なぜそういった感情が湧き起るのか。
もう少し踏み込んでもよかった。
それぞれの感情で読み分けてみる。

□Ⅳ 算数科

▼ プリント

ちがいのまとめプリント。
文章問題を中心に。
この1週間で立式が大分スムーズになってきた。
先に終わった子たちは,図も描く。

▼ 10より大きな数

導入で扱ったイラストを再利用。
2とび,3とびで数えさせてみる。
意外とやりづらい。
おはじきのように操作できると違うだろうが。

▼ 計算プリント

たし算は,あと2人。
昨日クリアしたHさんは,立て続けに新記録。
1分52秒まで記録を伸ばした。
残りの2人も,少しずつ上昇中。
学級内で応援ムードがあるのがよい。

ひき算は,3人以外にも課題の子も。
Jさんもその一人。
個別で見たら,どれだけ入るか。
明日,見てみたい。

いずれにせよ,積み重ねるのみ。
続けていくと力になる。
夏休み中の落ち込みからすでに転じ始めた。
ここ数日で,ぐっと力を伸ばした子が多い。

□ 給食

本日はぶたキムチ丼。
丼ものが続く。

休みの子がいたので,牛乳とプリンをじゃんけんで決める。
授与式。
多分,初めてか?
全員が牛乳を完飲した。
残しものを入れるケースが空っぽ。
皆に紹介。
頭の上で逆さにしてみせた。

▼ おたよりノート

相変わらずの長文。
さらっと書けるようになるとよい。

□ 昼休み

図書室へ本を借りに行く子が多い。
40冊超えでしおりを貰った子も。

□ 掃除

頭おおいをつけて,いざ実践。
分担する。
ほうき,からぶき,水ぞうきん。
掃除をするのも実に楽しそうだ(笑)

□Ⅴ 国語科

▼ 2枚の写真

「ブドウ」と「リンゴ」の腐った状態…
2枚の写真から自由に発言を促す。
私は,休みの子の席に座る。
黒板横にある教卓に坐していると…
発表者の目が横を向いてしまう。
子どもの席に居るとちょうどいい感じになる。

発言したい子で黒板前が溢れる。
「聴く」が弱い。
もっと意図的かつ計画的に鍛えていかねば。

発言の中で,“たとえ”を使っている子が多かった。


さて,腐った状態の『おおきく なあれ』の詩はどう読むか。
試しにやってみる。
暗い雰囲氣になる(笑)
その後は,みずみずしい感じ。

▼ ことば遊び歌をつくろう

これまた新教材。

 もこもこ さといも
 ほこほこ さつまいも
 はりはり だいこん

といった文が続いていく詩である。
表現読みを楽しむ。
私がオノマトペをいった後で,食べ物の名前を答えてもらう。
両方ともやらせてもみたが…
やはり,表現が死ぬ。
擬声語・擬態語にあわせて読み方を変えられるとよい。

▼ 動物バージョン

輪郭漢字カードの「動物」を使って行っていく。

『牛は,どんなオノマトペになりそうですか?』

挙手した子を指名。
3つの案を出させる。
オーディエンスに票を入れさせる。
基本的には,一番手の数が多いオノマトペに決定する。

意外な子たちの活躍もあって大盛り上がりだった。
『では,怪しいSさん(笑)』
分けのワカラナイ意見に選ぼうと,子どもたち同士で結託していたのもおもしろかった。
『なんか,絶対にありえない方に挙げてない?』
「いや,そんなことありません(笑)」
本氣でこっちも笑けてくる。
お腹が痛かった(笑)

20文を皆で作った。
ずっと笑いながら。
最後は,表現読み。
明日,これをもとに自分で作品をつくってもらうつもりだ。

▼ 帰りの用意
▼ 感想タイム
▼ さようなら

□ 放課後

▼ 事務処理
▼ 明日の構想
▼ 若手と

6時過ぎに退勤。
自転車の後輪がパンクしていた…。
予想外のウォーキングを強いらされる。
1時間近くかかる。
間のコンビニにて一休み。
暗くなってきた頃には,歩きながらガンガン歌った。


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