ろくべえ まってろよ

#実践記録  2020/12/21(月)

土曜日は,塾。
2週連続。
今回は“確認”の要素が強かった。
だからこそ,今やっていることの濃度をもっと高めねば。
そんな氣にさせられた。
硬くなる必要はないが,やはり氣は抜けない(笑)

日曜日は思うように活動できず…
M-1だけでは,敗者復活戦から決勝まで全て観切った。
何時間だ?!

ラスト1週間。

□ アーサー・タイム

ちょいと遅れての入室。
子どもたちの動き出しは…
まちまち。
とはいえ,Yさんの準備が早くなった。
今,いろいろな場面で彼の認識の描き換えを行っている。
朝の姿もアップデートされるか。
私の朝の仕事は,いかに子どもたちの“状態”を上げられるかだ。
能力以上に“状態の差”が重要だ。

提出されたものを整理整頓。

□ 朝学

漢字スキルのプリント直し。
終われば,読書。
スキルの方は,あと2回分で「下」も終了。

□ 朝の会

今日の日直は,天然の女の子。
鼻からいつも何かが出ている…
天性の明るさには癒される。

▼ 挨拶
▼ 日時

令和3年に切り替わる時が楽しみだ。
6月から続けてきた甲斐がある。

クリスマスまであと何日?
計算するまでもない…
あと4日。
筆算式をつくる。
繰り下がりがないのであっさりと答えが出る。

 四 八
 日 日

ある子が「ようか」と言っていたので…

『じゃあさ,あと八日だったのは12月何日だった?』

  25
 ― 8
 ―――

今度は,繰り下がりのあるひき算。
計算の仕方を復唱。
これも来年から実践する「筆算」への布石打ち。
1年生から行っていこうと考えている。
3桁同士ぐらいはいきたい。
基礎を“使い倒す”ことで,確固たる土台を築き上げる。

▼ 今日の1日

1・2校時には,祭りがある。
2年生がもてなしてくれる。
9時スタートまで,ちょっと時間がある。

□Ⅰ・Ⅱ 生活科

▼ 5マス計算×10マス計算

そろそろ5マス組も,10マスへ連れて行く。
今あるプリントがなくなったら…
ぬるま湯からあつあつ風呂へ。

レベルとやる氣は上がってきているが…
目指す先はまだまだ遠く。

▼ 準備
 
 ・探検バック
 ・スタンプラリーカード
 ・ビニール袋

防寒対策をして,いざ体育館へ。

▼ 2年生による説明

9時5分過ぎからのスタートとなった…
寒い体育館で。
火打石かのような舌打ちが出そうになる(笑)

マイクを使っての説明。
例年だと神輿をかついで登場するらしいが…
今回は,8つの屋台店主がそれぞれの店について話をする。
やるからには,もっとやった方がよい。
ぜひともうちの店に来てください!
アピールタイムだ。
自分だったら,リーダーだけでなく…
店全体としてアピールの仕方を考えさせる。
いわばCMである。
機械的な進行がつづく。

▼ お店をまわる

子どもたちは自由に店を回る。

 ・わたあめや
 ・アクセサリーや
 ・アイスクリームや
 ・くじや

 ・わなげ
 ・しゃてき
 ・さかなつり
 ・もぐらたたき

上段は,物を手渡すだけになっている…
客足がのびない。
下段の店にばかり集まっている。
さらに時間もかかっている。
特に輪ゴムの装填に時間がかかる射的屋。

上段の店の子たちにアドバイス。
ちょっとしたゲームをする。
じゃんけんでもにらめっこでもいい。
勝ったら商品として,1年生に手渡す。
「ゲーム」+「景品」という枠は,どの店にも適用した方がよかったかなと思う。
もう一つ指導を入れたのは,客の呼び込み方。
声をかけるだけでなく,パフォーマンスを入れる。
「Choo Choo TRAIN」など。
ただ,ゲームに夢中になられているので視界に入らず(笑)

お店の運営ももっと工夫できる余地がある。
店を切り盛りさせることで,どんな力をつけさせたいか?
それ以前に,もっとおもしろくするためにはどうしたらいいか?
8個全てコンプリートした子たちは2周目。
2周目の子たち用に,違うメニューを考えていたか?
「レベル」を分ける。
個人プレーなのか,集団プレーなのか。
やるからには,ディズニーに勝たないと(笑)

▼ 感想タイム

早めに終わったのはよかった。
※2年生の方は片づけがあるので

楽しかったこと,2年生のがんばり…
来年やってみたいことなどについて発表。
最初は,指名なし発言だったが…
へびリレーのように全員が言っていくようにした。
日によってはこのスタイルの方がよい。
指名なし発言だと,乱雑さに紛れて発言しない子や言いたくてたまらない子たち同士てかぶってなかなか先に進まない…。

□ 業間休み

ちょっとしたら私も外へ。
鉄棒の指導。
休み時間に集まっている子たちなのでやる氣がある。
おもしろい。

□Ⅲ 国語科

▼ 表現×解釈『くまの子ウーフ』

お父さんとウーフの会話のシーン。
誰に向けてウーフは言うのか。
お父さんは,ウーフの目を見て言ったのか?
「のどがかわいたかい」
それとも水を注ぎながら言ったのか?
読み取って解釈しないと表現できない。

『そもそもさ,なんでウーフはお父さんに言ったんですか? お母さんじゃないの?』

 ・お母さんにはいっぱいやることがいっぱいあるか(お母さんの方が忙しそう)
 ・お父さんの方が近くにいたから

『ウーフは,たまたま近くに居たからお父さんに言ったの? それとももう帰る途中からお父さんに言おうって決めてたの?』
挙手させると,半々ぐらい。

 ・ウーフは走りながらおうちに向かっている時に…
『早く言いたくてしょうがいなからうちに走りながら言ったんだね』

 ・お父さんになら素直に言いやすい。優しい言葉を言ってくれそう(自分の父がそうだから笑)
『自分ちだったらどうですか? まず,どっちに言う?』
これまたわりと半々。
もうちょっと考えさせてもおもしろいかった。

続きを読む。
真ん中に向かって読ませるようにした。
音読を通しても歌につながるように…
そう考えると,氣が抜けない(笑)

「おとうさん,にじだよ」

『ウーフは,外に出ててお父さんに言ったんですか? それとも窓から呼びかけたんですか?』
『すぐに言ったの?』

 ・あって,息を呑んでからすぐに言った

そういう表現で読む。
お母さんは部屋の中にいる。
窓越しにお父さんが声をかける。
状況を思い描けないと,正しく表現できない。

【百ぴきぶんはたらけば,いいんだ】

この意味が分からない子が多い。
前に集めて説明する。
「仕事とは何か?」という話をする。
私の考えを述べる。
働くとは…
傍を楽にすること。
つまり,人を喜ばせるためにやるもの。
身の回りの仕事を例に出しながら,どう人が喜ぶかも語っていった。

『君たちなら,何の100ぴき分だったら働けるか? 近くの人と話しご覧』

 ・お父さん
 ・お母さん
 ・お姉ちゃん
 ・お兄ちゃん
 ・子ども
 ・おばあちゃん
 ・ねずみ
 ・くま
 ・弟
 ・赤ちゃん
 ・宇宙人

など,怪しいのも含め,いろいろと(笑)
『ほお,お母さんより私のができるの?』
「はい!」
『やるねぇ(笑)』
楽しい時間であったが,一体何を考えているのだか…
『じゃあ,働けるように頑張ってください(笑)』
これで終り。

▼ お祭りの振り返り

ひたすら書きまくる。
「楽しかったこと」

もう少し難度を上げようと思ったが…
分かりやすいテーマにした。

先日,ある方に言われたのが…
作文嫌いをつくる指導法5。

 ・添削(赤)だらけで返す
 ・書き直しをさせる
 ・自由に書かせる
 ・テーマを与えずに書かせる(日記)
 ・書きっぱなし(評価)

確かにと思わせるものばかりだ。
テーマと書き方を示す。
最後には,提出してもらうときに評価。
まあまあ書けていたら3重丸。
かなり書けていたら5重丸。
基本的には,書けてたものには全て○をつける。
一言ずつコメントを返しながら。

□Ⅳ 算数科 +α

▼ 計算プリント「ドラゴン」

繰り上がりのあるたし算の方は…
100題を3分切りレベルだと,あと1人で全員達成。
次は全員2分切りレベルを目指す。

ひき算の方は,あと5人。

▼ 教科書問題

 ・数直線
 ・○より大きい数,小さい数
 ・どちらの数が大きいか
 ・あてはまる数を書き入れる

一時一事で展開する。
全員突破。
Sさんもいるのでなおさら。

▼ 漢字の難問

 ・カテゴライズ漢字 
 ・□に当てはまる漢字を選ぶ
 ・仲間外れの漢字
 
「目 口 手 耳」
たとえば,こんな問題。
正解は,「手」。
他の漢字は,顔についているから。
違う切り口から言うのであれば…
「口」も違うかな。
2つないから。
カテゴライズの仕方によって,正解が変わってくる。
明日,扱おうと考えている。

 ・正しい送り仮名が書かれている漢字を選ぶ
 ・同じ漢字を□に当てはめる問題

 □生がおしえる
 □に行く

□に入るのは「先」。
「先生」なら分かるが「さき」と読めることが分かっていない子も多い。

□ 給食

チーム4。
相変わらずのやる氣。

リクエスト曲は,3年生のもの。
男性アーティストで展開した。
 
 ・インフェルノ
 ・白日
 ・虹

□ 給食

途中から外へ。
鉄棒指導など。

□Ⅴ 国語科

▼ 計算プリント「ドラゴン」

午後ドラ。
ラスト1週間だからこそ,できれば午前と午後で取り組ませたい。

▼ 読み聴かせ『ろくべえ まってろよ』

題名だけを示す。

 ・楽しみにしている
 ・ろくべえの友達みたいな人が待っている
 ・ろくべえは動物なのではないか
 ・遊ぶ予定なのに急に遅くなっちゃって,メールで送った

など。

「まってろよ」
「まっててね」と比べる。

ここからは子ども同士の相互指名させていく。
いろいろと意見が出てくる。
表現読み。
ある子は,前者は男。後者は女。
また,前者は怒っている。後者は優しく。
距離の違いを出している子もいた。
ただ…
言い方によって,言葉は関係なくなってくる(笑)
その違いもやってみた。

表紙を見せるまでにもじらす(笑)
ちょっとだけ読み進めて,話し合い。
ろくべえが穴の中に入ってることが分かってきた場面。
読み聞かせだと,なおさら想像で言う子が多い。
本文で書かれた文章に即しているか。
このあたりを鍛えたい。
『穴があったら入りたい!』

『続きは,明日ね』
「えぇーーー!!!!」
また,毎日の楽しみが増えた。
この教材を舞台化するかは別にしても,冬休み前最後の物語教材。

▼ 歌

いろいろと。
追究は続く。

□ 帰りの会

▼ 褒め言葉のシャワー

□ 放課後

▼ 下校指導
▼ 事務処理

いろいろとたまっていたものを一氣に。
メインは,漢字練習帳への丸付け。
2時間くらいかかった。
後半は音に乗りながら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?