その子が動くとき
#実践記録 2021/05/18(火)
昨日の帰りがけ,4年2組の子たちと行き合った。
いわゆるクラスで問題児扱いされている子たちだが…
笑顔で話しかけてくる。
私の「図工の時間」が楽しみだそうだ。
「今,Mさんが大変だから,そのエピソードを話してあげて」
私の感動話をそう利用しようとするか…
先日,同僚にMさんのイケメンエピソードを語った際に返ってきた言葉。
…私は彼の行動に心打たれたから言ったまで。
その方が言う語りは…
「相手をコントロールする」ためのものだ。
それでは人は動かない。
その人が動く時??
褒めたり叱られたりする時ではない。
素晴らしい志や目標(ビジョン)を語られた時でもない。
具体的な行動計画(ステップ)が示された時でもない。
どんな時に人は動くのか?
“その人の価値観を満たした時だけ”
4年2組のMさんやRさんの痛みが感じられる…。
彼らが求めているものが少なからず分かる。
私が授業することでそれが少しでも満たされるから…
彼らは表情を明るくして,私に話しかけてくるのだと思う。
また授業にも前向きに臨む。
ただ,それだけなんだ。
我がクラスのYさんにしてもそう。
彼の求めているものは何か??
それが分かっていない人の言葉は彼には決して入らない。
自分の中に“狂喜”がない人たちには分かりっこない。
私がYさんの腕を掴む時の感じ…
無理やり動かそうとする人たちとは全然違うのだろう。
彼らの手を握って教えてやりたい。
子どもに触れる手なんか,○○そのもの。
相手を動かそうとなんて1ミリも考えない。
私の手が触れることによって“氣もちがいい”と感じてほしい。
たったそれだけなんだ。
それだけだけど…
いや,それだけだから…
Yさんは自ら動き出す。
人を動かしたかったら,相手を満たしてやることだ。
人権教育の大部分はこれで解決できるのではないかと思っている。
満たされさえすれば,変な事しないよって(笑)
自然と学びに向かうんじゃね,と(笑)
6時起床。
疲れは溜まっているが,氣力は充実している。
7時45分ごろ到着。
いつもより大分遅い。
放送係へのメッセージを書いて,段取りを済ませる
□ アーサー・タイム
私が入った時にはすでに何人か。
元氣のよい挨拶が返ってきた。
その後の挨拶もまあまあよい。
元氣が出る。
ただ,主任が何氣なく入ってきた時に挨拶できない…
異物混入感なのか,氣に留めていないのか。
外に拓かれた挨拶をも視野に入れたい。
朝の支度は…
昨日よりは大分よい。
8時10分までに間に合わなかった子は2人。
着替え後は,スキルノートの直し。
早々に終わる子が増えてきた。
今まで全然終わらなかった子たちもこの時間内で完了。
Rさんを取り上げ,ほめた。
※昨日,昼休みにまで残ってやった
□ 朝の会
▼ 挨拶
起立を細分化する。
今日は「コマ送り」を。
『10秒かけて立ち上がります。無駄な動きをしないこと』
ちょうどで立ち上がれるか。
速すぎたり,遅すぎたり…
1秒の動きを細かく再現する。
これらを応用したい場面は,給食の片付け。
今日はめちゃくちゃ時間がかかった…
スプーンとフォークを入れ間違え,直すのにさらに時間が…
もっと“意識”できることがある。
一方で,システムで何とかできる部分もあるだろう。
私の方でもっと細かく考え,工夫をこらしたい。
▼ 日時
今年度は,「時刻」と「時間」の違いについても触れたい。
『時刻を読みます』
とは言ってきた。
だが,「時刻」と「時刻」の間,いわば線の時間感覚については何となしにしか触れなかった。
日常生活の中で,もっと意識できるのではないか。
昨年度受け持っていた1年生の現担任(2年生)から情報を得る。
1年生の指導で,さらにどんなことができるか?
考える材料とさせて頂ている。
□Ⅰ 基礎
今年度も,1校時は固定で基礎学力タイム。
教科を問わず,必要だと思われる活動をユニット化。
それらを繋げ,継続的に取り組む時間としている。
▼ 輪郭漢字フラッシュ
発声の仕方について言及。
そろそろ違う味も出していきたい。
理想は…
1年生で習う漢字は,全て輪郭漢字(イラスト付き)にしたい。
「教材創り」から子供たちと共にやるか。
▼ ことわざフラッシュ
子供たちが楽しみにしている時間だ。
新しいことわざを特に待ち望んでいる。
自分たちの力を試したいのだ。
よい心構えである。
上の句だけ提示。
下の句は裏面に。
クイズ方式だからこそ,盛り上がる。
自然と覚えていく。
▼ 音読「あいうえおのうた」
▼ だまし読み「さとうとしお」
私の方で即興で「ラーメンとカレー」の文章をつくる。
文の型を活かして。
子どもたちは釣られずに,本文を正しく読む。
通訳の脳になるのではないか。
耳で違うことを聞いて,目で見たものを言う。
▼ くっつきの「は」
本日もつなぐ。
20個。
連想ゲームをしつつ,「は」を感覚的に掴ませる。
▼ 暗唱「さとうとしお」
黒板に,一文目の一文字目だけを書いてやる。
ガイドラインがあれば読める。
「春の七草」「数え歌」などでやった手法。
頭文字だけ覚えておく。
これも暗記テクニックの一つだ。
▼ 表現読み「きりんはゆらゆら」
新しい音読教材。
学年統一のもの。
私の見本では,一文ずつ表現を変える。
それを真似させる。
真似できるか否か。
上達できるか否かに関わってくる。
▼ お団子祭り
400字詰め原稿用紙を配る。
マスの中にできるだけ素早く○を書く。
どれだけ多く書けるか。
入門期の1年生に適した教材。
速さと丁寧さの両立が難しいこの時期に…
「ひらがな」「数字」だと字形が崩れてしまう。
「○」ならその心配はない。
必ず始点と終点を結ぶこと。
これを条件に,自分の好きな色を選ばせ…
よーい,どん!!
子どもたちは,超熱中。
円を描くことで指の感覚づくりにもなる。
□Ⅱ 運動会練習
デカパン競争の最終? 練習。
1回目,通す。
2回目,本番通り。
Yさんがいちいち外れる…
他の先生の対応では難しい。
逆に,この姿を運動会で保護者の方に観て頂きたい。
□ 業間休み
アレコレと事務。
□Ⅲ 算数科
何人かは,聴力検査の再検査。
待っている間,トランプ。
▼ トランプ神経衰弱「10」「7」
昨日取り組んだ「7」にも挑戦。
ペアのカードは,3種類。
1と6
2と5
3と4
ラッキーカードは「7」。
8・9・10のカードは外す。
ルールを聞いて,わりとすんなりと始められた。
▼「8」の合成分解
教科書への書き込みが終わった後で,口頭。
問題形式で出す。
まずは表を観ながら。
▼ 2~18の合成分解表
昨年度私が創ったものを配る。
無限大の活用ができる一覧表。
毎日ある国語の教科書に貼らせる。
ペアでも口頭トレーニング。
▼ 5マス計算「2~10の合成分解」
速い子でも,まだ3分半。
1年生の初期には,あまりスピードを求められない。
数字の書き方を覚えたばかり(笑)
書き方を習わせつつ,組み合わせを覚えさえる。
5マス計算がいわばアウトプット先だ。
これを速くできるようになりたい…
と,思えれば口頭(インプット)も変わるだろう。
人に話す前提で話を聴くのと同様に。
徐々にだが,全体的に記録を伸ばしている。
□Ⅳ 国語科
▼「わ」と「る」のつく言葉
それぞれ4分ずつ出しまくる。
その後は,スキルノート。
▼ 手紙の配付
▼ 音読カードの使い方
□ 給食
チーム1
片付け方に課題がある。
□ 昼休み
リレーの代表選手の練習。
雨が降っているので体育館にて。
□ 帰りの会
支度をしてすぐに帰る。
□ 放課後
▼ 下校指導
▼ 事務ワーク
帰りがけに,カラオケへ。
雨のためマスクがぐちょぐちょ。
店長さんが新しいマスクをくださった。
有り難い。
もはや顔なじみ(笑)
2時間熱唱。
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