人の喜ぶ顔に喜びを感じられるか②
#実践記録 2020/08/26(水)
□Ⅲ 道徳
前半は,緊迫の時間(笑)
詰める。
黒板係の仕事の甘さから入る。
配り係も,前もって動けていない。
・係名
・仕事の内容
これらを一人にひとりに発表させていく。
ぱっと出ない子がいる。
1係,4名でやらせている。
サボりが出ているわけだ。
何の仕事をやっているのかを言えない。
『それはやっていないからでしょう。やっていることなら,ぱっと言えるはずです』
彼らの甘さを突きつける。
係ごとに集まらせる。
「いつ」「どこで」「何を」「どのように」やるのか。
仕事の内容を改めて確認させる。
その後,再び1人ずつに発表させていった。
必死そうだ(笑)
そうでなくては。
▼『ぼくのしごと』
私の方で読み聴かせする。
母に風呂掃除の手伝いを教えてもらった主人公。
最初は,お手伝いだったがいつしか自身の仕事に。
「おそうじのプロになったかな」と誇りを持ち始める。
やがて家族にも認められ…
発問は,一つだけ。
『なぜ,「やったぁ」と喜んだのか?』
・父(みんな)に褒められたから
・喜んでもらえたから
・仕事をするのが楽しい
等の意見が出された。
人の喜ぶ顔を嬉しい感じられる心がステキである。
『かいがら』の主題にも繋がる。
▼ どうしたら「プロ」になれるか??
ノートに書いて書いて書きまくらせる。
見出しをつけて,箇条書き。
係ごとに話し合いながらでもよいとした。
皆で一つの机に集まっている係。
床にノートを広げている係。
中心となる子の周りに集まっている係。
様々である。
どの係も白熱していた。
その後の休み時間までずっと追究が続いた。
『もう,そろそろ次の時間になるよ』
書きたくてしょうがないようだった。
□Ⅳ 算数科
▼ 教科書問題
2時間分扱う。
昨日と朝の布石が生きる。
ほとんどの子が抵抗なく問題を解き進めている。
答え合わせは,ノートに書かせるようにした。
6 □ 10 12 □
『いくつずつ増えている?』
どんなパターンなのかもズバリ一言で書かせるようにした。
▼ 文章問題祭り
短時間でどれだけの数を解けるか。
たし算・ひき算。
それぞれ様々なパターンを織り交ぜた問題だ。
音読 → 解く → 丸をつけてもらう
この繰り返し。
だが,これまた白熱の時間。
解きたくて解きたくてしょうがない状態だ。
▼ 計算プリント
「和か差」を導入。
100題を2分制限で行う。
子どもたちにしてみたら…
いきなり100題(これまでは50題)。
さりげなくたし算とひき算が混合していることについては,何も言わない(笑)
混ざっていることに違和感を感じていないのだろう。
このあたりがおもしろい。
分けて教えず,同時に取り組んできた。
「ひき算」の方がスピードは劣るが,そこまでの壁でもない。
いざ,尋常に勝負。
初見で2分切る子は,2人。
2回目でさらに人数が増える。
それでもかなり歯応えのある問題である。
たし算とひき算の混合問題で負荷がかかるのは…
「眼」だ。
数字だけでなく,+か-かも判断しなければならない。
順序もランダムなので,“先”を観ざるを得ない。
そのうえで脳を切り替えていく。
かなり高度なことを要求している。
前のプリントをまだCLEARしていない子は,5人か。
Sさんのたし算が大躍進を見せている。
自力でどんどんレベルアップしている。
私の手を離れた。
代わりにHさんのひき算に入る。
「いくつといくつ」の検定が生きている。
私の問いかけによって,奥に積み重ねられているものがふわっと湧き出てくる。
もうちょっとで繋がりそう。
なんてやっていると,Aさんが再び拗ね出す(笑)
「こんなのできねえ!」
先週は落ち着いていたのだが,今週に入ってダメである。
ただ…
彼の感情的な態度は嫌いではない。
“悔しい”のだ。
その後,彼がとった行動は…
給食の配膳中も,給食の時間になってもひたすら問題を解き続けた。
ただひたすら。
周りの子がいくら声をかけようが,私が給食を持って声かけようが…
学級には,「悔しさをバネに」という言葉が掲げられている。
彼ほど体現している人物もいない。
切りが良さそうなところで声かけ。
なんとか食べ始めた(笑)
家庭だったら止めさせなくてもよいかもしれない。
本人が納得いくまでとことん。
寝食も忘れて打ち込めるものがある。
それだけ懸けている。
素晴らしいことだと思う。
□ 給食
チーム3班。
“自分”たちで動く自覚がさらに強まってきた。
配膳準備をしている裏で,他の係もせっせと働いている。
一通り,配り終わったところで…
放送が入る。
2年1組が食缶をこぼしてしまったようだ。
うちのクラスは,少なめに配っているので残りがある。
※欲しい子にその後,分配している
精鋭隊に食缶をもって行かせる。
▼ おたよりノート
ハートマークの「おかあさん,あのね」。
今日は,3ページ書いてきた子もいた。
昼休みにまで差し掛かっている。
あまりに意欲を持たせ過ぎると,キリがなくなる。
□ ロング昼休み
前半こそは,外に行けたが…
後半は室内でと放送。
検定組が押し寄せてくる。
談話組も。
他愛もない話。
ただちょっと氣になることが。
うちのクラスで計算がいつもトップの子がいる。
この子は検定をやっていた方がおもしろいという。
それはそれでいいが…
遊びを見いだせないという点では,いかん。
その証拠に,図工の作品もなかなか進まなかった。
なんというか,自分がない。
人との比較ばかり…。
一言で云うと,「カタイ」。
私が言うのもおかしいが。
できる人間よりも,おもしろ人間の方がいい。
おもしろく生きられる人間でもあってほしい。
夢中になって追究していたら…
氣づけばできるようになった。
これが理想だ。
変な尖り方,固まり方はよろしくない。
他にもいろいろとあるが控える。
□Ⅴ 音楽科
▼ 日の丸
▼ 鍵盤ハーモニカへ繋がる曲をいくつか
鍵盤のイラストページ。
指を置かせる。
階名に合わせて動かさせる。
階名で歌も歌う。
鍵盤自体は,来週からか。
▼ 発声練習
▼ 歌『私と小鳥と鈴と』『友だちはいいもんだ』
やはり「ほ」が一番響かせやすい。
今日,実践しながらこれだ! と思ったこと。
“まず一人から”
飛び抜けた子を一人,育てたい。
目星をつけた子を指導。
この子すら変えられなかったら…
まだまだの子たちはまだまだで終わる。
▼ 帰りの用意
静かに。
メリハリをつけさせる。
思わず大きな声が出てしまう子が多い。
発言の声は小さいのだが(笑)
まだ緊張と解放をうまく使いこなせられていない。
□ 放課後
▼ 臨時の打ち合わせ
▼ 掃除
▼ 事務処理
▼ 明日の構想
水曜日のエンタメ。
帰宅してから,買い出しへ。
教室で鉄棒実践ができそうな棒を見つけた。
その後は,晩酌。
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