一番響く空間を探す校内探検
#実践記録 2021/07/15(木)
5時55分起床。
イケイケ行けー!
(ゴーゴーゴー)
ということなのだろう。
本日から,たし算・ひき算を新しいプリントに変える。
木・金,そして土日,月・火。
初見でできなかったとしても…
6日間チャンスがある。
最後の最後で,どこまで自身の力を伸ばせるか。
新しい刺激の投入。
「力の定着」と,更なる「力の発展」を目指す。
まずは,初見でどこまでできるか。
楽しみである。
「やり残し」は,粗方目途がたった。
同時並行で「いじめゼロポスター」を仕上げる。
夏休みの課題に関わるものも。
・絵日記
・朝顔の観察
・タブレット
ある程度“自力”で行える力をつけたい。
最後は,「9月からの予習」。
一昨日から漢字の“書き”をスタート。
※リズム漢字などで読みは先習
漢字における「筆順の法則」を伝授したい。
「一から十」は漢字スキルで。
その他は,「一覧表」でどんどん教えていく。
夏休みに学習できる子は,どんどんやれる。
□ アーサー・タイム
入室時の挨拶は,どこか抜けている。
ボランティアの方による読み聴かせがある。
朝学の時間がないので…
その前に直し。
時間ギリギリまで。
1分前に机を後ろへ。
元氣な挨拶で出迎える。
・とべない蛍
・アリからみると
最後まで「飛べない」ままで物語が終わる。
これがいい。
でも,確かに変わったものがある。
飛べない蛍と,その仲間との関係性。
子供たちは,本筋からズレていたが(笑)
□ 朝の会
▼ 挨拶
▼ 日時
ここから脱線。
「ヘンなかんじ」クイズ。
どこが間違っているか?
一から十までありがちな書き損じ。
また,読み間違い。
朝から板書しておいた。
何人かとはすでにやり取り済み。
“間違っている”場所こそ…
その文字のポイントである。
指摘できるかどうか。
□Ⅰ 基礎
▼ 漢字スキル
そのまんまの流れで,漢字指導へ。
一から五のプレテスト。
2分制限。
終った子たちから持ってこさせる。
○をもらったら,下の段。
漢スキを,今年度はどのような流れでやろうか?
厳しい子たちが何人もいるので…
「一斉に」進めていくしかないかな。
「漢字練習の仕方」も伝授せねば。
▼ 書写ノート
見開き2ページ。
▼ 漢字スキル
読み。
スキルの裏表紙についているもの。
上巻で扱う全漢字。
まずは,自分でどれだけ読めるか。
私はすぐにHさんの下へ。
最初から教えていく。
一つひとつを確認。
できているか,スモールチェック。
先に進んで,また戻って。
六から十の習得のページ
まずは,空書き。
その後は,指書きで練習させまくる。
板書で示した間違いに氣をつけながら…
・なぞり書き
・写し書き
ここでも,最後は隠し書きをできるといいな。
常に,自分がその漢字を書けるのかをチェックする。
「自分テスト」の技を身に付けさせたい。
□Ⅱ 水泳
いよいよ,来週も含めてラスト2。
本日も分かれてやる。
潜れる組と潜れない組。
私は潜れる組を担当。
レベル① 潜れる
レベル② 浮ける10秒以上(その子の様子によっては5秒以上)
レベル③ けのび3m以上
こういう形で示している。
潜れるようになった子たちが送り込まれる…
50人をどんどん分割する。
プールの縦を使って,けのび。
合格したら…
連続けのびに挑戦。
けのびの場合は,やはり手をもってやりたい。
受ける子たちも…
けのびの姿勢を保持したまま浮き続けるのはなかなか大変。
その感覚を体に覚え込ませるには,体感させるのが手っ取り早い。
ただ,まだ浮けない子たちの相手もしなくてはいけない。
こちらは背浮きを行うようにしていった。
が,やはり手をとらないといけない。
どう効率良く指導したらいいか。
主任に浮けるようにする子たちも担当してもらうか。
空白の時間を作らないように子供たちを動かす…
ただ,意味のない活動は無駄になる。
上達できるものでないと。
難しいが,楽しい。
▼ 着替え
本日も早くなった。
誇らしげに教室で待っていた(笑)
□ 業間休み
夏休み直前のラスト。
Lさんが着替えが遅れ…
本を借りられないと大泣き。
凄まじい泣きっぷり。
毎日,これだ(笑)
ちょっと時間を延長する。
□Ⅲ 図画工作科
いじめゼロポスター4回目。
本日は,背景を仕上げる。
流れで「花」を描くことになった。
色使いや形,配置をセンスで終わらせない。
花のイラストがたくさん描かれたイラストを配る。
今回の絵は,手本に習うの組み合わせ。
・顔 →自分の顔写真
・手 →自分の手を観る
・文字→これはもっとうまく手本を示してやればよかった
・背景→花のイラスト
これらが組み合わさることで一つの作品ができる。
模倣×模倣×模倣×模倣で仕上がる。
今までにやったことのないスタイルだった。
本日は,グループごとになってやる。
イラストの枚数の関係で。
□Ⅳ 算数科
▼ 新計算プリント
ようやっと新しいものを。
タイミングとしてはどうか。
子供が,というより私の興味関心によるか(笑)
【たし算】
2分切り達成まで,あと8人。
【ひき算】
こちらは11人。
初見だとこのレベル。
22人と19人が一発合格レベル。
▼ 算数ドリル
見開き2ページで5分でやっていたが…
もっとスモールステップに。
1ページ2分制限で行う。
タイムプレッシャーが集中力を高める。
かつ,ていねいな文字を意識させる。
計算プリントで速書きする時は,ある程度は目を瞑る。
テスト形式の時は,相手を意識させる。
『丸付けやすい?』
計4ページ突破。
うち1ページは,一緒に解いていくようにした。
ひき算の規則性が分からなそうな子たちを指名しながら。
▼ 自学
あと10分ほど。
新プリントの練習をしても,よし。
あるいは,直し。
朝学の時間がなかったので。
□ 給食
想い切ったことを仕掛ける。
完食したことのない子たちの量を…
これでもかというほど少なくして盛り付け。
えぇーーーー,こんな量(笑)
これまでにも減らして対応したことはあった。
が,今回は,もう極端に。
一口よりも少ない(笑)
あとからいくらでも増やせることは伝えておく。
おもしろい現象が起こる。
普段は,増やしで絶対に手を挙げない子があげる(笑)
『もっと欲しい?』
でも,ほんのちょっとしかあげない(笑)
『もうちょっと欲しい人?』
ここでまた手を挙げさせる。
食への欲求をいかに高められるか。
そんな実践であるが…
如何せん,私が動き回るので食べる暇無し。
完食者が一氣に増えた。
ただ,給食当番の量を調節できなかったこと…
Yさんへの対応ができなかったこと…
全員完食はならず。
あれだけ苦労して,これか。
□ 昼休み
事務ワーク。
Mさんと検定。
□ 掃除
明日,ワックスがけがある。
教室や廊下の隅々まで水雑巾がけ。
□Ⅴ 算数科
▼ 新計算プリント
2回目。
2分切り全員達成まで,あと5人。
8人 → 5人(3人が新たなに合格)
Hさん,Yさん,Mさんはいつも通り。
加えてLさんがまだなのも分かる。
この子は,とにかく氣が散りやすい。
逆に,世界に入り込みやすくもある。
心のペットを交換し合う仲である(笑)
「先生,私のペットのエサを上げておこうか?」
もく繰り広げる会話が異次元レベルだ(笑)
今日も給食のストローが配られていなかったので…
※2日連続。
さすがに『ちょうだい』とお願いしたら…
束を前にして「はい!」。
皆で爆笑(笑)
もう天才としかいいようがない。
私としては,もう一人CLEARできなかった子を炙り出せたのもよい。
まだ確実に力をつけきっていない。
新しいプリントによって力を上げるチャンスだ。
個人的には,Sさんが午前中に2分切りなくて涙したのがよかった…
悔しい。
この子は地団駄を踏むこともある。
ちょっとしたことで落ち込む。
こういう子が変わるには,逆境や挫折から立ち上がる体験。
昨年度のRさんがまさにそうだった。
見違えるほどたくましくなった。
午後は,1分45秒で合格。
【ひき算】
ひき算の方は人数が変わらず。
我がクラス,大抵は午後になると記録が落ちる…
CLEARできた子と逆に落ちた子が入れ替え。
▼ 算数テスト
ここでもていねいさを意識させる。
問題自体は,易しい。
「全部でいくつ」の足し算の単元。
□の中にどう数字を描けばよいか。
『□の外側にこうやってぶつかるように書いてごらん』
『でも,はみ出しちゃダメだよ』
この指示は有効であった。
昨日のいじめゼロポスターでもやっていれば…
日々進化していくしかない。
ほとんどの子たちが花マル100点。
▼ 日記
図工のことについて描く。
今日もノートを使う。
【はじめ】
・いつ
・どこで
・だれと
・なにを
ここまで一緒に書いていく。
助詞に赤丸をつける。
3じかんめん「に」
きょうしつ「で」
ともだち「と」
いじめ0ポスター「を」
文は,助詞や接続詞によって導かれるところがある。
これを感覚的に掴んでほしい。
【なか】
やったことをひたすら書かせる。
いくつも私が例を挙げる。
ここは,発言させてもいいかもしれない。
どんなことをやったか。
観たか。
工夫したか。
発言しまくれるようになれば…
書ける。
逆にいえば,発言できないようでは…
何も書けない。
やっていてよく分かる。
【まとめ】
まだ「まとめ」の概念を示せていない。
感想を書くに留まっている。
来週は,この辺りも示せるとよい。
□ 帰りの用意
ちょこっと発声練習。
□Ⅵ 図画工作科(4-2)
木々を見つめての続き。
こちらも模倣スタイル。
明日は,色づけ。
…ただ,模倣しきれない子たいが苦戦。
□ 放課後
▼ 事務ワーク
教室の整理整頓。
丸付け。
その他。
今日は,最後の一人に残ることになった。
リフレッシュデーで皆さんいつもより早めにお帰り。
誰もいない学校でいろいろと実験。
廊下で歌を歌う。
教室でも。
…一氣に響きが失われる。
誰も居ない教室だが,音が吸収されてしまうような感覚がある。
跳ね返ってこない。
以前使っていた自分の教室へ。
なるほど…
やはり,こちらの教室の方が若干響きがいい。
わずかな違いだが,これは大きい。
いろいろな面で納得がいった。
ここからいろいろと実験。
一番響くのは,階段。
次に響いたのは,意外にも家庭科室だった。
これには驚いた。
家庭科室を出た廊下の先にスマホを置く。
録音スタート。
ドアを閉める閉めないで,どれだけ漏れ出す音量が違うか実験。
なるほど…
結構違うことが分かった。
ドアが開くことで,漏れ出る。
響きやすい廊下を声が走っていく。
家庭科室の中はというと…
ドアを閉めても閉めなくてもあまり響きは変わらないか。
いずれにせよ,家庭科室で歌の練習をするのが楽しみになった。
教室から一番近い特別教室。
あとは,2階まで吹き抜けのランチルームもよく響く。
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