計算力強化塾開校

#実践記録  2021/06/29(火)

6時過ぎに起床。
ベットから出てすぐ記録の送信。
塾のMLへも送る。
「メールサイズの制限超過」
何度も弾かれる。
画像データが重すぎるようだ。
最終的に送れた写真は2枚だけ。

家を出るのが遅くなった。

ハムストリングを意識してペダルをこぐ。
何氣なく観た自転車番組である方が言っていた。
「太ももで一番強い筋肉を使えなきゃ」
同じ漕ぐでも,意識の差(運動の内容)が表れる。
フォームを真似るのではなく,エネルギーの方向性を真似るべし。
こういうことかと,妙に納得がいった。

□ アーサー・タイム

職員室でもクラスの子の声が聴こえる。
できれば教室で挨拶を返してやりたかった…。
全力で挨拶をして入る。

□ 朝学

5マス計算から始める。
やや支度の準備が遅い。
ちょっと時間調整を図りながら…
全員のスタートを揃える。

今日はいきなり,連続。
よっしゃー!!!
子どもたちのお望み通り(笑)
3分制限。
ほとんどの子が終わっているので,短くしたい。
2回目は2分30秒。
これでもまだ長い。

3回目は,2分制限とした。
『上と下とで得意な方を選んでごらん。さあ,正式な合格なるか?!』
トップレベルにはさらに道を用意した。

 ・一氣に100題解いてしまうか
 ・ミニ先生として回るか

□ 朝の会

▼ 挨拶

立ち方。
氣をつけと音読の姿勢は違う。
挨拶をする場合は,氣をつけ。
地獄と天国へと氣を伸ばす。
すっとパイプが通る。

礼の仕方も改めて指導。

▼ 日時

8時28分から1分間…
ひたすらいろいろな言い方を真似る(笑)
モノマネの神髄は,マネできたかではなく…
どうすればマネできるかを分析し,実行に移すこと。
そのあたりを意識させつつ取り組ませたい。
私のバリエーションも増やそう。

8時29分。

氣づけば,明日で6月も最後。
「水無月」
「みんなしゅき(笑)」
「June」
ともお別れか。

□Ⅰ 基礎

▼ 検定「いくつといくつ」

まだ合格していない子たちの検定。
もう合格している子たちは,互いに問題を出し合う。

途中,私の検定の様子を観させるようにした。
どういう基準でやっているか。
どのように出題しているか。
覚えていない場合は,どう対処しているか。
問題を出す順序。
分からない子もいるだろうが…
解説を入れながら問題を出していった。

▼ ことわざ

小さいフラッシュカードだが…
勢いは凄まじい。
テレビ画面よりも声が一点に集約される。
そういう良さはある。

▼ 詩3連発

畳みかける。
音読がちょっとは上達してきたので…
多少はついてこられるようになった。
以前,この詩は時期尚早だった。
場数をたくさん踏ませたい。

『小さいひらがなはいくつ出てきた?』

ちょっと,おっと考えさせる問いも挟み込む。

▼ 音読『かぞえうた』

リズミカルに読む。
立ち方,姿勢,口の開け方などあらゆるところにこだわって。
これらを当たり前としたい。

▼ 表現読み『おおきなかぶ』

一緒に最後まで読む。
台詞が粒立っている。
もっと会話文が多い教材文を早く読みたいものだ。

昨日触れた「登場人物」についてまとめる。
ノートに書きたくてしょうがない熱が凄まじい(笑)
出て来た順番で列挙。

『かぶは登場人物と言えるでしょうか?』

○×を書かせ,「なぜなら」と理由を書く。
終った子から休み時間。

□Ⅱ 算数科 +α

▼ 理由の発表

全員が×と解答。
黒板前で理由をそれぞれ発表していく。

 ・かぶは動かないから
 ・かぶは走らない
 ・歩かない
 ・しゃべらない
 ・目を開けない
 ・動けない
 ・地面に植えてあるから
など。

一般化するような問いかけがあってもよかったかな。
要するに,「登場人物とは?」と。
私からの切り返しは,一点。

『動かないと動けないの違いは何でしょうか?』

発表した子たちは,言葉も微妙なニュアンスをよく捉えている。

 「動かない」…自らの意思で動かない。あえてじっとしている。
 「動けない」…自分の意思は関係なく,その場から動くことができない。

▼ 文章題「どっちの計算でSHOW」

今回のプリントでは,単位を伏せておいた。
代わりに波線を施してある。

『前までのプリントとの違いは何?』

 ・波線

すぐに氣がつく。
Aさんが単位にまで言及できた。
「たんい」をおさらい。
前の数の大きさによっても読み方が変わる。
このあたりが難しい。
だからこそ,いろいろな形で出題していきたい。

全部で4問。
なぜたし算になるのか?
ひき算になるのか?
その違いは,何によって決まるのか。

 ・文章中の言葉(手がかり=根拠)
 ・問題場面のイメージ

この2つが出される。
したがって,全体の確認の場面でも,根拠をあらためて見付けさせる。
読ませる。
だから,○○算なんだと確定。
また,文章題を鮮明に描けるよう想像を膨らませる。

『なんで4人は帰ったんだろうね?』

 ・飽きた
 ・ケンカした
 ・おいしいご飯が待っている
 ・時間になった
いくつか例を出した上で,子どもたちにも考えさせた。

ノートに貼るのに時間がかかる…
授業が終わった後の方がよかった。

▼ 計算プリント「たし算・ひき算」

伸び悩んでいる子たちをピックアップ。
4人と,思いきやもう1人怪しい子も。

□ 業間休み

鬼のトレーニング(笑)
教卓のところにプリントを持ってこさせる。
5人並べて,一度に指導していく。
復唱。
問いかけ。

簡単な問題でもつまずく子がいる。
全部を一辺に覚えようとするからダメなのだ。

 2-1=1
 3-1=2
 4-1=3
 5-1=4
 6-1=5
 7-1=6
 8-1=7
 9-1=8
 10-1=9

こういうこともよく分かっていない。
これは,全体で取り上げてもよさそうだ。
9→8→7→6…
逆順も怪しい。
10の1つ下の数。
と言ってもピンときてない。
なかなか厳しい。
今まで一体何をやってきたのか。

もう一つの法則にも触れる。

 2-1=1
 3-2=1
 4-3=1
 5-4=1
 6-5=1
 7-6=1
 8-7=1
 9-8=1
 10-9=1

計算のきまりとして貼り出してもいいかもしれない。
「答えが1になる計算」
さらには,「答えが0になる計算」も。
カテゴリーごとにも覚えさせる。
漢字でいえば部首のような考え。

□Ⅲ 図画工作科

いじめゼロポスター。
我がクラスも仕上げないといけない。
さらっと流すこともできるが…
やるからにはこだわりたい。

「いじめ」の対極にあることを考えさせる。

 ・優しい
 ・仲良く
 ・親切
 ・喜ばせる
 「よろこばせごっこ」
 ・かしてあげる
 ・助ける
 ・嬉しい ←嬉しくさせる
 ・教える
 ・良い事を言う
「ごめんね」「ありがとう」
「一緒に遊ぼう」「大丈夫?」「大好き」
 ・相手の良い所を見付けて伝える
 ・挨拶をする ←挨拶を返す
 ・手紙を渡す
 ・バイバイと言う
 ・手を振る(いつまでも)
 ・譲る
 ・おもてなし
など。

いろいろと出された。
これらの場面から自分はどのシーンを描きたいか。
全員に発表させる。

□Ⅳ 音楽科

その後,画用紙に描かせたのだが…
微妙。
「人」の絵が全然描けない。
人でないものになっている(笑)
このまま続けても今一つになるので,途中で止めることにした。

▼ 手叩きリレー

明日,保護者の前でもやる予定。
子どもたちがノリに乗りまくるユニット(笑)

▼ 歌

まずは裏声を出せるように。
「逆上がり」「計算」などと同じレベルで考えていきたい。

いろいろと調べていて,共通点が見つかった。
「脱力」
いかにして力みをとるか。
自然な裏声を誘発する。

 ・びっくりするときの「ひっ」
 ・泣く「嗚咽」
 ・笑う「引き笑い」

とにかくいろいろとやってみる。
想い切って表現しきれるか…
違う意味でも,大事な場面だ。
「笑う」こと一つとっても,全員が即座にできるわけではない。

 ・にやける
 ・微笑む
 ・ゲラゲラと笑う
 ・腹を抱えて笑う

表現自体にも幅がある。
とりあえず,思い切ってやり切れているかを観る。
列ごとに発表。
意外な子たちがうまい。
2人に実演させる。

『じゃあさ,お互いの顔を観て,おもしろくなったっていう設定でやってみて』

「感情」を爆発させながらの表現読み…
おもしろいことを思いついた。

歌は,ちょっとずつ…
とはいえ,間違った練習はしたくない。
最短距離で。
何が大事なのか?
「姿勢」「脱力」「共鳴」

□ 給食

チーム2班。
片付けはバッチリグー。

▼ 連絡帳

違うタイミングの方がよいか。
逆に用意を始める前に書かせるか。
そうなると…
当番の文字が乱れるか。

□ 昼休み

居残り組と。
掲示物関係は,あと一人か。

□ 掃除

今の担当班は,今日で最後。
反省会の時に6年生にあるお話。
全体へも担当場所ごとにどんなことをがんばってくれていたかを一つひとつ伝えていった。
新天地でも頑張ってほしい。

帰りの用意。

□ 放課後

▼ 下校指導
▼ 整理整頓&掃除

珍しく5・6校時共に空き時間。
授業参観前なので,せっかくならと大掃除。
大分すっきりとした。

▼ 明日の構想
▼ 実践記録


明日の授業参観が楽しみだ。
通信は出さないことにした。
生の情報をお届けするということで。

保護者の皆さまはどんな感想を持つだろうか?
せっかくなら参観特有の演出もしたい。
子どもたちとの共犯…
そして,いい意味で子どもたちも裏切る(笑)
そういうのがおもしろい。

東京事変のバンドは,アルバム用とライブ用でセットリストが違うようだ。
それはどのバンドも同じだろうが…
ライブを意識して,アルバムのセトリと決めるらしい。
いい意味で裏切り(意外性)を演出としても効かせる。
最近,事変のアルバムを聴き直しているが…
おもしろいのが曲間が,それぞれ違うということ。
すっと始まるのか。
ちょっと間が空くのか。
そこまでこだわりきっている。
音符と音符の間に表現があるように…
曲と曲の間にも表現がある。
プロから学ばせてもらえることは多い。

やっぱり私は「表現」が好きだ。


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