授業と家庭学習を繋ぐ

#実践記録  2021/06/16(水)

5時58分にベットから出る。
呼吸を深くする。
脳に酸素が行き渡れば目覚めが促進される。
だんだんと全身に力が漲る。

構想を立てようとノートを探すがない…
代わりに別の探し物が見つかる。
後からノートも見つからが後の祭り。


7時20分ごろ,学校着。
日直業務で鍵開け,プール管理。
氣温23℃だが,水温が25℃ある。
今日はイケそうである。

□ アーサー・タイム

昨日よりも挨拶がよい。
が,朝から慌ただしく,布石に変えることができなかった。
Yさんが来ない…
登校班への連絡もなし。
まさか?!
校長とも話,1校時の終りに電話することに。
結果的には1時間目の途中にふらっと現れた。
家族総出で寝坊だそうだ。
瞼が張れぼったい(笑)
まあ,もう来てくれるのならそれだけでいい。
そう想えてしまう(笑)
皆の歓声でお出迎え。

□ 朝の会

▼ 挨拶

月,火,水と調子が上がっている。
声の感じが明るい。
ちらっと入室時の挨拶のことに触れた。

▼ 日時
▼ 1日の予定

プールに入れそう。
教育相談のことも。
…ただ,本日やからす(笑)

▼ 子どもから,保護者から

何冊かノートを紹介する。
さっそく自主学習に取り組んできた子たちを紹介する。
6人。
ある子は,「恐竜の仲間」を41体も書いてきた。
またある子は文づくりの続き。
愛の告白を謳った内容まで(笑)

宿題プリントにも書き込みが増えてきている。
プラス1がやがて,自学ノートへと繋がっていく。

保護者からのお便りを2つ紹介する。
一つは,娘の成長について。
連絡帳2ページに渡る。
端折りながらも,その子の成長や頑張りを伝える。
自然と拍手が巻き起こる。
増々頑張っていくだろうなぁ。
もう一つは,うちの計算スピードトップ2の一人。
速いのはいいが…
文字がどんどん乱雑になっているのですが…
どう働きかけたらいいのかという相談。
大人な書き方をしてくださるなので有り難い。
あとで丁寧に返事を書く。

ここでは「スピード」と「ていねいさ」のスパイラルの話をした。
そのうえで,テストの丸付けの話も。
実際に5問出題。
簡単なたし算・ひき算の問題だ。
子どもたちもすぐに答えが分かっている。
黒板に私が乱雑な文字で書いて見せる。
…全部,×。
0点と赤で記入した。

『おそらくみんな答えはわかっている。でも,丸をもらえなかったら,どんなに頭では合っていても○にはならない』

真剣な眼差しで話を聴いていた。

『でもね,まだ時間内に終わっていないのだったらとにかく速くやったらいいと思うよ』

□Ⅰ 基礎

▼ 慣用句フラッシュ
▼ 音読「あひるのあくび」

いきなり一斉の音読から。
以前よりも声が揃うようになってきた。

題名は「あひるのあくび」なのだが…
私の言い間違いをきっかけに「あひるのかあさん」と言い出す子どもたち(笑)
実は,本当に教材がある。
いつ出そうか(笑)

ここでYさんが登場。
ふらっと現れた。
「パパが寝坊した」
こういう発言をする子に必ず返すのは…

『親のせいにはするな』

自分でできることがあったのでは?
私が寸劇でパパを起こす。
こしょうをかける(笑)
氷を入れる(笑)
おならをかける(笑)
爆笑の嵐。

『君が自分で早く起きさえすれば,パパを起こせるチャンスがあるんだ!』

真面目なことを言っているのだが,やっていることはめちゃくちゃ(笑)

『よし,じゃあ私がパパ役をやるからYさんが何とかして起こして!』

ここからがカオスの始まり(笑)
他の子たちも日頃の恨みからか,一斉に襲い掛かってくる。
『こんなに子どもは居ないぞ。いや,そもそも結婚もしていない!』
収拾するまで時間がかかった…

イレギュラーや問題こそ,ユーモアに変えていきたい。
もう笑うしかないって。
そうやって人間は生きていける。

▼ 説明文「どうやってみをまもるのかな」

1年生にしては,かなり速めの音読。
なんとかついてこさせる。
「句読点」で間を空ける。
あらかじめて伝えた上で,きっちりと真似させる。

▼ 動物クイズ

本日は「動物の鼻」について。

3段落構成の本文を読み聴かせ。
その後に問題を出す。

 ・鼻の穴を閉じられる
 ・丸くて大きい
 ・鼻を使ってエサを食べる

上から「カバ」「ブタ」「ゾウ」。
よく聴かないと答えられない。
逆にいえば,よく聴けば答えることができる。

『なぜ,ゾウはわざわざ鼻を使ってエサを食べるの?』

本文に理由が書かれている。
これも聴くことができたか。
やはり,挙手に人数ががくっと落ちる。
もう一度読み聴かせる。
今度はほとんどの子の手が挙がる。
正解は,首が短いから。
よくよく考えると,理由になっていない?
もっとツッコんでもおもしろかったかもしれない。

▼ 早口言葉

 赤カバ
 青ブタ
 黄ゾウ

私が3回連続で読み上げる。
最後の最後で失敗(笑)
子どもたちもチャレンジ。
実にくだらん。
でも,こういうのがおもしろい。


問い方を変える。
『鼻の中に水が入ってこない動物はどれか?』

正解は,カバ。
鼻の穴が開いたままだと,水が入ってゲホゲホ。

▼ 水泳指導

慣れない子たちは,まずは鼻をつまんで潜るとよい。
鼻に水が入る心配がない。

ある子が「鼻からぶくぶく息を吐けば入ってこない」と言った。
これも取り上げる。
お風呂でできるボビング練習。
本日配付する学級通信にも書いた。

▼ 5マス計算「2~10の合成分解」

新しいプリント2日目。
何人かは家でも解いて来ている。
この1週間でどこまで伸びるかが楽しみだ。
今日はできなかったが「口頭での検定」も同時並行でやっていきたい。

□Ⅱ 算数科

Yさんが今日もプール承諾の押印漏れ…
管理職に相談して,電話。
なんと,お父さんが来てくれるとのこと。
ここのところ電話が繋がらなかったのでびっくり。

教室に帰ろうとすると…
廊下に15人ほど。
これはチャンス。

『授業を始まっても私が居なかったらどうしていればいい?』

▼ ○とび

自学要素を少しずつ織り込んでいる。
「プラス1」を楽しむ。

 ・5とび
 ・2とび
 ・10とび

最低ラインは,私の書いたものを写すこと。
それが終われば…
自分なりの追究を始める。
「○○をやっていいですか?」
『いいんじゃない(笑)』

▼ 文章題 → 図解&式化

本日は,「減少」ではなく「求差」の問題。

“ていねいさ”にこだわる子が多い。
その証拠に,ノートにつける丸は「花マル」が多くなった。

▼ 計算プリント「たし算・ひき算」

新しく何人かが合格。
たし算2回。
それから,ひき算。
今のこの子たちには,どんなスタイルだったら一番やる氣が出るか。

10題ずつやろうと思ったが…
子どもたちの反応や雰囲氣から連続に変えた。
2回やって,よい方の記録を発表する。
今はこのスタイルの方がいいかもしれない。
午前と午後とで2回できる場合は,変化をつけるのに10題ずつ取り組むとか。
状況によって展開を変えていきたい。

ひき算がまだまだなYさんの側につく。
私が「□は○と●」と言ってやる。
周りの何人かも復唱しながら答えを書き込む。
うーん,止まっているよりは何倍もマシだ。

□ 業間休み

本当は,教育相談が入っていたのだが…
すっかりと忘れていた。
トイレ水飲み休憩をはさんで,すぐに水着へ着替える。

休み時間で校庭が遊びでにぎわっている中,体操スタート。

本日の指導で意識したのは,「分ける」こと。
線引きは,水に潜れるかどうか。
潜れる子たちには,だるま浮きに挑戦させる。
また,私が手を引いて伏し浮きも。
すーーっと向こう岸まで引っ張ってやる。
めちゃくちゃ筋がいいなと感じたのは一人だけか…
先が永い。

まだ潜れない子たちには,スモールステップで成功体験を積み重ねさせる。

 ・顎だけつける
 ・鼻先だけつける
 ・右頬だけ
 ・左頬だけ
 ・ゴーグルだけ
 ・右耳だけ
 ・左耳だけ

など。
これらができる度に,大いに称賛。

『耳を水につけてごらん。私が叫ぶからその声を聴いて。いくよ』
『よし,2つ先の友達の足を観てみよう』

思わず潜りたくなる働きかけはどんなだろうか?
思考をフル回転させながら指導に当たった。
とにかくちょっとでも上達したと思わせる。
…それがお風呂の特訓へ。
あっ,連絡帳に書かせてもいいなぁ。

けっこうカチコチの男の子も潜れた! と嬉しがっていた。
ちょっとの無理の積み重ね。
これを繰り返しながら,少しずつ上達させていきたい。

それにしても…
水に潜れない子が圧倒的に多い。
今日はたまたまクラスごとの指導になったが…
半数以上は潜れない。
というか,顔を水につけるのにも抵抗がある。


途中,1組もやってきた。
そのころには,あれだけ照っていた太陽が雲に隠れる。
だんだんと寒くなって来たので,3校時終了20分前にはあがることにした。

▼ 自学

着替え後は,時間があるので自学タイム。
燃えに燃えている子が多い(笑)
休み時間もそのまま。

『トイレは行っておきなよ(笑)』

私はどちらかというと止めるレフリー(笑)

□Ⅳ 国語科

本日もチームごとに。
久しぶりに全員集合。
3人組が10こつくれる。

新しい用紙を渡す。
…ちょっと動詞の分量が多すぎたか。
ちょっと頑張れば超えられる。
これがいい。
超えてからのプラス1こそに,やる氣が出てくる。

昨日もそうだった。
『他の班には内緒だよ。全部に○がついたら,今度は友達が○をつけた言葉も使った文を書いていいよ』
もう目を輝かせながらノートに向かい出した。
周りが何? 何? と言って氣にしている(笑)

とはいえ,なかなかの追究振り。
本日もノート1冊目を3人が終えた。
これで21人目。
家でも書いてくる子も出て来たので,さらに加速してくるだろう。

□ 給食

定刻3分前にいただきます。
皆で時間を大事にする。
水曜日は,ロング昼休みでたくさん遊べるから。

『くだらないことで時間を取られるのはやだよね。みんなで協力して,時間をつくって,昼休みにいっぱい遊ぼう』

目的を共有しやすい。
だから,がんばれる。
キーマカレー&ナン。
意外とキーマは人氣なし。

□ ロング昼休み

図書室へ行かせる。
ようやっと連絡帳を書けるようになったので…
○もで,「図書室の本」と書かせておけた。
これから図書室との付き合いを促進させていきたい。

途中,長座体前屈の測定。
なんとか全員終了。

□Ⅴ 学級活動

▼ 手紙の配付

宿題プリントに名前を書かせてもよかった…
先に。
ていねいに。
名無しに苦しめられることがある。

▼ 連絡帳の記入

“初”だったので,おもしろこともしようかと思ったが…
それ以前の子たちもいるのでオーソドックスに。
一人ひとりチェック。

▼ 教室には,どんな仕事があるか?

そろそろ係活動を始める。
今年度は,ちょっと違う方法をとる。
1組の話を聴き,やってみることを決意。

いろいろと仕事が挙げられる。
それらをチームごとに担当する。
ただし,1週間で交替。
子どもたちも「いろいろな仕事をやってみたい」という子が多かった。
ちょうどいいだろう。

最初は,5人×6チームを考えていたが…
仕事を細分化して3人×10チームにした。
一応の写真を撮る。
明日から始めるか。

□ 放課後

▼ 研究授業の事前打ち合わせ

いよいよ来週が本番。
最終打ち合わせ。
私は,12月に待っている。
今回は,役職はなし。

▼ 日直業務
▼ 事務ワーク


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