“なんとかする”しかない

#実践記録  2020/10/15(木)

占ってもらった時の録音を聴きながら…
占い番組『突然ですが…』を観る。
ノートにペンを走らせる。
占いに懸ける疾走感がパネエ(笑)
この原動力はどこから来ているのか??
「占い」そのものに抱く好奇心?
未来への関心?
自分という人間への疑心?
なんかおもしろいのだろう…
で,おはようございます。

毎朝ポンプでチャージ。
No,Air.No,Life.
マイ・チャリに。

□ アーサー・タイム

ちょっと遅れての入室。
連休明けと授業明けに違いはあるか?
そんな視点で子どもたちを見つめる。
2日目ともあれば,家庭のせいだけにはできない。
少なからず授業が反映される。
なんて,自分の首を絞めてもしょうがない。

朝学前に体操着に着替える。
読書。
まだまだ全員はすっとは動けない。
何度か声をかけた。

職員打ち合わせ…
ずっと東側の廊下から声が聞こえてくる。
騒ぎ声どころか奇声まで。
隣の3年生の教室だったようだ。
大丈夫だろうか。
子どもたちに聴くと,集中していて氣にならなかったそう。

チャイムが短縮日課のまま…
反射で動き出す子どもたち。
『あと4分は大丈夫だよ』

□ 朝の会

▼ 挨拶
▼ 日付け
▼ おたよりノート

消しながら,会話文を表現読み。

▼ だじゃれ遊び

昨日から始めた実践。
…ただのくだらないダジャレ。
子どもたちから,またやいたいとの要望があった。
パワポに言葉を映す。
上の句は,私。
次の画面に下の句(シャレ)。
ここにもう一工夫入れられるとよい。

□Ⅰ 基礎

▼ 四字熟語

これも子どもたちが求めている。
求めていたもので,展開していくと…
スムーズに授業が流れる。

今日は「全隠し」で迫る。
子どもは“天の邪鬼”だ。

『どうせできないでしょ(笑)』

というと,やりたくなってくる。
押し付けられると避けるが…
引いて来られると,押したくなってしまうようだ。

子どもたちが答える度に,顔芸で応える(笑)

▼ 10マス計算

11~15の合成分解。
定番の流れ。
1列目は,復唱。
2列目は,答えさせる。
いずれも口頭で言いながら書く。
覚えさせようと肩肘張らずに続けている。
すっと“感覚”に入ってくれれば…
と,期待はしているが。

思わぬ副産物が出てきている。
「聴写スキル」があがってきたこと。
特にYさん。
周りのスピードやリズムに合わせることを嫌っていたが…
今はなんとか合わせようと喰らい付いている。
それどころか先取りまでしようとしている。
「書く」スピードが格段に上がった。

▼ 5マス計算(11~20の合成分解)

10分間。
私が直接関与しているのはSさんだけ。
間接的な声かけ。
タイムの読み上げ。
あとはお任せ。
どんどん子どもたちは,追究の手を進める。
時間いっぱい集中し続けている。

このユニットにハマっているのだろう。
記録も毎日伸びている。

▼ カタカナ

高速指書き。
ただし…
『鉛筆を持つ方の手とは,反対で』
ええーー!!!
大苦戦。
自分の躰なのに,自分のでないようだった(笑)
私が困るより,子どもを困らせた方がいいな(笑)

昨日に引き続き書き込み。

 14日 → 15日(今日) → 16日(明日)

同じ見開き2ページに書かせている。
これが味噌。
蓄積していく。
段々と書くスペースが減っていくのがいい。
ア~ンまで手本もある。
分からなければ,すぐに確かめられる。

「2文字のカタカナ」

途中,何度か相談。
アイデアが出てくる出てくる。

▼ 漢字スキル

新出漢字の空書き。
全ては合体漢字だ。

「赤」

十一ノ小

こんなふうに組み立てられるなんてびっくり。
ただ…
合体はどこか理屈っぽい。
やはり躰で覚えさせる視点も必要だ。

「一画目を書き始めたら勝手に鉛筆が走る」

順番による記憶。
最初にイメージがあって…
これは映像による記憶。

プレテストのページ。
合格したら『鬼滅の刃』スタンプ。
映画は,明日公開。
有り難いことに,判子が高いモチベーションを生み出している。

□Ⅱ 運動会練習「1・2年合同」

「だるま運び」
4人1組で,だるまを御輿で運ぶ。
落ちないように次の組に渡せるか。
校庭を行ったり来たりする競技だ。

私が主となって進める。
クラスごとや赤白ごとに決めなければならない箇所があった。
そこでの情報共有がうまく行かず…
無駄な時間を生み出してしまった。

 ・並び方をつくる
 ・競技のやり方の確認
 ・実際にやってみる
 ・退場
 ・入場

2分オーバーさせてしまった…

図面から分からないことを,事前に昨年度やっていた先生に訊けばよかった。
まだまだ甘い。

□ 業間休み

休み時間の終りがちょっと怖い…
子どもたちがトラブルを引っ提げて帰ってくることがあるからだ(笑)

さて今日は,ある子の目にボールが当たってしまった事件。
この子を保健室へと連れて行く。
事情を訊く。

□Ⅲ 国語科

▼ 表現読み『スイミー』

教室に居る子たちは,『スイミー』の練習。

▼ 構造理解『いろいろなふね』

何度も何度も読んできた教材だ。
構造の読み取りへと進む。

「はじめ」
 船には,いろいろなものがある。

「中」
 客船
 フェリーボート
 漁船
 消防艇

「おわり」
 いろいろな船が,それぞれの役目に合うように作れられている。

骨格を浮き彫りにすると…
実にシンプルな文章になる。
「中」では,ナンバリングも教える。
「1つ目」「2つ目は」…
「まず」「つぎに」…

「こうすると分かりやすい!」
思わずつぶやいていた子もいた。
そう,各段に分かりやすくなる。

「客船」「フェリーボート」

 ・名前
 ・役目
 ・つくり
 ・できること

それぞれをワークシートにまとめていく。
語尾にも氣をつける。
「何ができるのでしょう?」
「…することができる」で結ぶ。
問いと正対して答えることを徹底。

ここでの一番の感動は…
SさんやYさんの書くスピードの飛躍的な進歩だ。
もう目付が全然違う(笑)
テレビ画面に映し出された文字を必死に書いているだけかもしれないが…
夏休み前まででは考えられない。
視写能力が高まりつつある。
感動を覚える。

▼ 発見したよ

朝顔の種を採ってきてもらっていた。
※4月から1人1鉢で育ててきたもの

観察。
 ・色
 ・形
 ・大きさ
 ・触った感じ
 ・その他,氣がついたこと
など。

大きさは,普遍単位を扱っていないというのもあり…
○○ぐらいと表現させた。
「ありやこめつぶとおなじぐらいの大きさ」

イラストも丁寧に描く。
氣がついたことの言葉も含め,私も全てその場でかいていった。
色塗りもよく観ながら。
ぱっと見,黒だが…
実は茶色も混ざっている。
くぼみも観える。
かこうとすると,どんどん細部まで観ようとなる。

1時間でワークシートが4枚終わった。
これらのワークシートは,“自分”で調べたり観察したりする際に活用される。
今は型を習得させる段階。

□Ⅳ 算数科

▼ 計算プリント

目を負傷したNさんの件…
今から連絡せよ,とのこと。
問題はないのだが,念のために保護者に伝える。

教室での学習は,子どもたちにお任せ。
各々がタイムを測ったり記録に挑戦したりする。

▼ 9+4の計算のしかた

問題解決型の学習での展開を試みてみる。
計算は別で取り組んでいるので…
答えが13であることは分かっている。

『9+4で,どうやって13になるの?』

ノートに図やら言葉でかきあらわさせた。
彼らなりに一生懸命にやっている。
が,的外れな子も多い。

途中,考えを2つに絞って闘いを。

 A 10にする計算
 B 数える計算

『どちらの方が速く計算できるか?』

9+4だと…
正直,AでもBでもどちらでもよくなる。
数がもっと大きくなると,Aの良さがよく分かる。
それぞれについて指名なし発言。
最初は,Aは4人だけ。
説明を重ねていくごとに何人かがAに寝返った(笑)

『どうして意見が変わったの?』

その点を言ってもらうようにした。
問題解決学習での話し合いもなかなかおもしろい。
子どもたちが必死になっていた(笑)

□ 給食

教室の中がもたつく。

昨日から2学期。
節目を利用し,いろいろと子どもたちに迫る。
その一つが給食について。

『頂いたものは,なるべく食べ切ろう』

“必ず”とは言わない。
逃げ道はつくる。
ただ,前向きに挑戦していこうと話をした。
2人を除いて完食。

▼ おたよりノート

うまいこと,今までに習った漢字を全て書く。

□ 昼休み

運動会練習。
放送の担当。
子どもたちにいろいろと指導する。
マイクを通して話すにしても,相手意識が重要だ。

『誰に向かって言っているの?』

 ・特定の誰か
 ・児童
 ・保護者

伝える対象に向かって言葉を放つ。
マイクに言うのではない。

その他,いろいろ。

□ 掃除

申し訳ないが,少々事務仕事を。
休み時間がないと厳しい。
漢字練習帳へのコメント。

□Ⅴ 国語科

▼ 計算プリント

漢字練習帳への対応は疎かにできない。
現在の「書く」実践の柱だ。

その間,他の子たちには修行をしていてもらう。
まぁ,乗り氣なのが有り難い。
『やめ』
むしろ,えぇー!!
となる(笑)

おもしろい漢字のお話文を作っている子のを紹介する。
3人。
意外な子を1人。
今取り上げるとやる氣になりそうな子を1人。
クラスでも一目置かれている子を1人。
何となしに,この3人,という氣がした。

ここでも天の邪鬼を使う。
この3人は,自主的に4ページ以上は文を作っている。
一番多い子は7ページ。
『真似しよう』
とは言わない。

『うーん,これは真似できないね』

こう伝える。
さあ,子どもたちはどんなアンサーを返してくるか。

▼ 表現読み『スイミー』

机を後方へ移動。
ソーシャル・ディスタンスを確保。
発表者だけマスクを外させる。
カメラに向かって,自分の担当箇所を表現する。

一言で感想を述べるなら,全然ダメ(笑)

丸裸でやらせてみると実力が露わになる。
マスクの弊害が身に堪える…
マスクがない状態での音読を彼らは知らない。
変な発声になっている子もいた。
口を動かせていないので声がこもる。
そもそも声量が…
課題だらけだ。
正直,まだ光る子が一人も居ない。
ツマラナイ。
“演出”を加えるレベルでもない。

さて,明日1日でどこまでできるか。
“なんとかする”しかない(笑)

今年度は,授業参観が厳しい…
が,学級懇談会はある。
そこで映像を見せようと考えている。
子どもたちにそのことを伝えている。
何ができるか??
「映像」製作ということで,いろいろと遊べそうだ。
ここを想定しながら,記録をとったり鍛えていったりしていきたい。

□ 放課後

▼ 下校指導
▼ 事務処理

明日,Sさんがようやっと言葉の教室へ。
紹介状を書く。
手違いで,書けていなかった…
枠を全て言葉で埋め尽くす(笑)

その他。


5時過ぎに退勤。


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