レポート検討

#実践記録  2021/08/13(金)

12時ちょい前に起床。
なぜこんな時間に!?
夏休み中,嫌な最長記録更新。

「夏学」まとめの続き。
印刷して綴じ込んだところで,もう出発時刻。


移動中に夏学に書き込む。
立ちながら,座りながら,電車に揺られながら…
メタのメタ認知。

◆ レポート検討

ファミレスにて。
先にもじゃら氏が席をとってくれていた。
もう1人来る予定だが…
先に始める。

1.『自学ノートの取り組みを振り返る』

まだ学級に自学の火が広がっていない。
1学期に取り組んだこと。

 A 授業で内容を紹介し,全員で取り組む。その続きを自学で…
 B やってきた自学の紹介
 C 全員取り組み日を設定する(各家庭で) 
 D 全員のノートを互いに見合う,コメントを入れる
 E いい内容のもの,真似しやすい内容の自学を掲示
 F 自学の評価(+1の数で点数化)
 G 一日の取り組んだ人数で評価
 H 自学タワー

何がどれだけ機能しているのか??
逆に機能していない取り組みは??
同じ取り組みでも…
取り組み方や働きかけ方によって変わることもある。
工夫できる点はないか??

私が聴いていて思ったことは…
自学のタイプについて。

 A オープエンド授業からの追究型

有田学級の「はては帳」がまさにこれ。
授業が終わっても追究が続く…
“鬼がごとく”
授業の最後を“問い”で終える。
翌日,有田先生がいくつか取り上げて話題にする。

向山学級では毎日「日記」が課されていた。
授業で学んだことが書き出される。
討論後に考えたことなども。
それが学級通信にも掲載される。
紙上でも討論。
 
 授業 → 自学 → 授業

ポイントは,その後も追究したいと思わせる授業。
取り組んできた自学の取り上げられ方。
自学の前と後が重要だということだ。
2人の先生を例に出して話をした。

 B メニュー選択型

ここでは,岩下先生と伊垣先生を取り上げた。
「自学メニュー」
自分で選択して取り組んでいく自学。

取り組み当初は,限定して始める。
プリント1枚にまとめる。
バッチリとワクワクとで系統分け。
型や方略を伝授し,少しずつ子どもたちの自由度を上げていく。
自学の練習タイムを授業でも設ける。

例会中には挙げなかったが…
もう一つは,C 計画実行型もあるかなと。
「けてぶれ」が有名。
テスト分析 → 学習内容を考えていく。
中学校以降の受験勉強に生きる内容かなと思う。

個人的には,福山先生の実践ですごいと思うのは…
D 自由研究型の自学。
ノート1冊,1つのテーマで書き抜く。
自分の好きなもの,興味のあることを深めていく。
分析批評を用いた教材解釈なども含む。


2.夏学のまとめ(自分)

今年度は,夏休みも記録を書き続けている。
日常生活と思考を綴る。
「書く」ことを前提に夏休みを過ごす。
「研究」と「修養」の両面とも書く。
詳細はノートやレポートに預けるとして…
ひとまず思考や出来事の“煌めき”を言葉に表すことにしている。
言語化する過程でこそ得られる氣づきも多い。
学びを蒸発させずに書き留めることで沈殿させる。

子供に「書け」という前に教師自らが「書く」。
テーマ・題名・展開・描写などにひと手間加える。
読んだ時(読み手)に楽しんでもらえるように。

 まとめ → トピックを取り上げてレポート化

ここまでやりたかったが…
今回は冊子をつくって,書き込みしながら読み直すに留まった。

1ページ目で書いていた「個人懇談」について。
今年度は,学級通信にてあらかじめ連絡しておいた。
「何か氣になることはありますか?」と切り出しますので…
と。
この流れがよかった。
攻めの柔道から受けの柔道へ。
1本を狙いに行くのではなく…
相手の出方から,その子について話をする。

振り返りを読み直しつつ「+名前の由来」と書き込んだ。
よいアイデアが浮かんだ。
児童の記録に,一人ひとりの名前の由来が書かれていたら?
それを引き継がれる全て担任が目にできるなら…
どんなにステキなことだろうと思った。


3.映像「ぞうれっしゃがやってきた」

N山学級の昨年度の取り組み。
舞台が工夫されている。

      ↓↓
 ○○○○○  ○○○○○
   →      ←
 ○○○○○  ○○○○○
      ↑↑

おもしろいといえばおもしろいが…
もったいない氣もする。

軍人と飼育員の対比が弱くなる…。
また表現も流れる。
正面から圧倒的な迫力を。
逆に子供会議のシーンは,いいかもしれない。
自分たちでも議会に混ざったような感覚になる。

どう「演出」していくか?
表現をも規定する。

検討後は,いつもの流れ。
やっぱり教育について語らうのはおもしろい。


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