行革を所管する部署は、全庁で削減を見込む経費等の量や程度を行革の目標として全庁の各所管に投げかけ、その結果だけをぎしぎし問うといったことをしがちだけど、本来重要なのは、行革をするにあたっての全庁的な目標に加えて、各々の施策に適した改革の具体的な手法や、具体的な個々のスタンダードをどう設定するのか。そういったことをどう指導•徹底するのかっていうこと。そして、各所管においては、単なる数字合わせでは無くて、その目標や手法、スタンダードを意識しながら、どのような真摯な改革の検討がなされるのかということだ。
本来そういった“プロセス”は、日頃から事業の成果を事業毎に振り返るいわゆる政策の進捗プロセス、計画の進捗管理の中で、求めるべき成果(量)の再確認や、手法の改善手法などを吟味しつつ推し量るべきもの。
要は、事業の個々の進捗管理の中で、当たり前のように行革についても答えを求めていけば良い。特出しの課題とすることなく。

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