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いつまでもより良いと思われる自分を探す。
何かもっと社会的な価値がありそうな自分像を探す。
自意識過剰。
自分をさらにブラッシュアップしようとする。
でも、それができるとするのは資本主義社会の人材育成業。
ただの作られた消費意欲に過ぎない。
自分はもっと高みにあると思いたいんだろう。
でも、今のありのままが自分のあるがまま。
そのまま日々を過ごせばいい。
誰もそれをとがめないし、実際に非難されることもない。
責められることがあるとすれば、日々をしっかりと一歩一歩踏みしめながら、日々の空気を感じることなく、ありもしない未来や自分像を思い描きながら生きていること。
今の自分を自分で責めることをやめないと。
行き過ぎた自尊心やプライドは醜いし、そのままでは、心が整理されないまま、絶望と混迷の内に死を迎えることになる。
静かに周りを見渡して、耳を澄まして、自分を取り囲む世界をたっぷりと味わいながら存在する。
そのままの自分が何かしらナチュラルにアウトプットするのはいいだろう。
人に自分を見せつけようとしないならば。
Still life.


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