住みたい街ランキング

住みたい街ランキング。
一位 横浜
二位 吉祥寺
三位 大宮
四位 浦和

これはそもそもマンションを買いたい人が参考にする資料ということで、^_^
どうやって調査しているのかは知らないので
ただ思ったことだけをマーケットの観点から勝手に言っちゃうけれど、
都内のマンションは価格がまだ高くて、年収倍率も高いので、都内のマンションを購入対象と見る消費者はそもそも少ない。それに都内のマンションストックは高まり、その新規供給数は、湾岸部やまだ活用できる土地のある立川(立飛)等を除けば激減している。
三鷹もまだなぜか畑が目立つ地域だ。
まあどちらもかつて一世を風靡した多摩センターや高幡不動近辺と比べれば高齢者にも歩きやすい平地だ。
都心のマンションも湾岸部などで安くなったかなあとも思ったが、それに手を出すだけの個人の収入や安心感が伴わなかったか。
さいたま市、その特に南部は、子育て世帯というよりも、50歳以降の比較的高齢の方の転入が目立っている。
鉄道の利便性の良さがその要因だと思う。
自然災害に対してもさいたま市はほぼフリーなので、マンションも最近は結構な価格になっていると思う。
それに加え浦和で最近目立つのは、一軒家がそのまま相続されず、それが3階建てのミニ住宅2、3棟に生まれ変わる例だ。
すごくこの例が多い。
吉祥寺は、武蔵野市と考えれば納得する。
マンション建設が早くから始まったこの地域では、マンションの老朽化が地域の課題となっている。
おそらくは古いマンションの建て替えも進み、マンションの市場が動いているのではないか。
マンションの価格が高い横浜が最上位にランキングされている。おそらくは西区等の都市部の古い住宅街の中で一軒家やマンションの建て替えが進み始めたのではないか。
相鉄線の利便性の向上等を見ると、横浜市内の郊外部の開発もさらに進んでいる感じも受けている。
品川も、高輪ゲートウェイ駅もできて、駅西口側の古い住宅地で世代交代と建て替えが進みつつあるのではないか。
マンション供給価格が埼玉より若干低い程度の千葉がトップ10に一件(船橋)しか入っていないのは不当な気もするが、メディアに出てくる地震や台風の被害状況を見ると、仕方がないかなとも思ったりする。
千葉は神奈川や埼玉のように後背地を抱えていないのも辛いところだ。マンション市場がさほど動いていないのかもしれない。ただむしろ、千葉はまだまだ広大な土地を抱えているので、大規模な工場やデータセンターの移転、新設に活路を見出せるだろう。
最後にまとめると、住宅(マンション)市場が動くのは、交通の利便性がありながらまだ土地が手に入る郊外とはいえ比較的近郊の地域、工場等の移転や埋め立てで再開発が行われる地域、世代交代が行われる旧市街地、マンションが建替時期を迎える地域等なんだろうなあ。
まあ、リモートの時代になりつつある中でこのランキング、今後はいったいどうなることやら。
https://www.haseko-sumai.com/kurashi/archive/detail_476.html

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