自明の案件に説明を求める者がいる。
そうして重箱の隅を突くように、その案件に対して100%の説明を求める。
説明を求められた者は、そこまでの理解が無いので、その者がなかなか納得するような説明ができない。
でも、効果効率性を考えれば、説明ができない状態は間違っていない。
何せ自明の案件だからだ。
自明の案件を深く知りたい者は、自分で勉強すれば良い。
なぜ問われた者が答えずして、案件が適正に進むのか。
他の誰かがどこかで、また、世の中の知恵や経験がその案件の適正さを確保しているからだ。
それは一つの仕組みだ。
時間や人材の量や質に配慮した人間の賢明な選択だ。
現況を適切に解釈せず、必要の無い情報を求め、無駄に全てを斟酌しようとすることは、余分な資源を投入することと捉えざるを得ない。
説明できないことを、ただそれをもってのみで断罪しようとする愚かさよ。
その者に問いたい。
あなたは地球が回る原理を100%理解した上で生きているのですか。
あなたがなぜ幾星霜の時を経てそのような姿形でこの世に存在するのか、その理由を全て把握していますか。
あなたはPCの中身がどうなっているか、その原理を全て知っていますか。

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