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森英恵、高田賢三、三宅一生 、山本耀司。
パリコレで活躍したデザイナーも
もうずいぶんと他界した。
一つの時代は確かに終わった。
ただ、ブランドとしての勝負は、彼ら亡き後の
ブランドの維持•興隆の度合で決まるのではないか。
死してブランドも無くなるようでは、後継の責任
が問われるのではないか。
しかし、生前に事業が破綻すると辛い。
ケンゾーはLVMHが所有しているし、ハナエモリは三井と新日鐵の合弁会社、MNインターファッション株式会社が世界の全権利を持っている。
彼らにブランディングへの意気込みをどれほど感じ取れるだろうか。一世を風靡したブランドが、ただの"管理銘柄"になってしまうようだと悲しい。
ブランドの訴求力には"憧れ"の占める割合が大きい。だからこそ、事業が破綻したことによるイメージダウンはブランドにとってたいへんきつい。

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