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平成25年12月に開催されたさいたま市の総合振興計画審査特別委員会において、

議員さんから

"国もあげて、また今、市もあげて、努力をこれから、平成32年度までの計画ですから、そこに向かってやっていこうという計画なものですから、何か暗い現実を表現するのではなくて、もう少し前向きな書きっぷりができなかったのかなということを今思っております。その辺についての御見解を聞かせていただければありがたいなというふうに思います。”という質疑を受けて、

松井はこう答えている。

"例えば今御指摘いただいた、経済のグローバル化の進行をはじめとして、やはり経済的には非常に厳しい状況であるという書きっぷり。実際は多少経済は徐々にいい方向に向かっているといった形で今後、雇用や給与への反映が期待されるような明るい兆候も見えてきているという状況でございますが、我々が総合振興計画後期基本計画を策定するに当たりまして、やはりきちんと押さえておかなければいけないのは、先ほども申し上げましたけれども、長期的には人口が減って、高齢者がふえて、生産人口が減っていくということは、現実的にはしっかりと今回の総合振興計画ではまずは押さえさせていただいたというところでございます。
それで、書きっぷりうんぬんの話がございますけれども、そういった中でも、重点戦略の3のほうで、イノベーションする都市 さいたまの創造という形で掲げさせていただいております。やはり今後そういった難しい状況の中、先ほどもアジアの新興国の台頭の話もございましたけれども、本市は地理的優位性もございます。東日本の交通の結節点でございまして、120万人超の市民を含む巨大なマーケットを有しているというようなところもございます。また、企業、大学の集積により豊富な人材にも恵まれていると。スポーツや文化、豊かな自然環境等の多彩な地域資源も有しているなど、やはり強みがあったり、今後は明るく見えているというように感じております。そういったこともありますので、それらを有効に活用しながら、先行き明るく、イノベーションする都市さいたまの創造という形で、しっかりと明るい未来を見据えて、御一緒にお進みいただければと思っておりますので、よろしくどうぞお願いをいたします。"

今、年頭を迎え、また現在の経済状況を踏まえて、我々の今までの取組についてしっかりと振り返りをしていきたいと思う。

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