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“誰も取り残さない“

“誰も取り残さない“
そんなことは分かっている。
課題はそれを実現する基本的で普遍的な考え方をどう捉えるかだ。
SDGsの個別記述例だけに囚われて、誰も=(イコール)施策の幅をできうる範囲で広く総合的に捉える!という考え方に落とし込んでしまうと、それは今までと何も変わらない。
自治体の総合振興計画は従来からそういった意味では既に総合的なメニューを持っていた。
要はone to one だ。
我々は今までもICTの計画や地域福祉計画で、それを謳い、現在のDXやAIとは用語は異なるが、実はほぼ同じことを位置付けてきた。
ただ、それらの優先順位について皆の感じるところが他の施策と比べて足りなかった。
だからいつまで経っても時が進まない。
one to one の未来がやってこない。
人間というものは、そして政治というものは、”今“だけに生きすぎる。
今世の中を漂うコロナ騒ぎは、その“今”を変えたからこそDXに日の目が当たっている。
まだまだその今を見る視点が未来に向けられたわけじゃない。

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