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人間はなんて不完全で悲しいものか。

これくらいの歳になると、人々の言葉遣い、彼らの言葉選び、彼らが放つ論理や我が儘から、彼らの心に巣食う悪や偏屈、虐げられた心、攻撃的な意図や周りにしらばっくれた自己保存、ありもしない物への依存、不要なプライドなどを嫌というほど感じ取ることができるようになる。
それは他人であろうと身内であろうと、とても心に痛いので、真正面から相対することができるようなものではない。だから、それらの言葉や彼らの心情は、自分が正気でいるためにシャットアウトするしかないのだ。
彼らの思いのほとんどは社会性を欠き、正義に反するものであり、他者への優しさに欠け、サイコパスに発展しかねないほど自己本位で慮りに欠けるものだから。
それらの心に触れる時、自分の心は、あまりのやりきれなさで膨らむ。
それは心の涙を伴うものだ。
それら個々に満ちる悪のエネルギーは、国と国との間に起こる紛争や争いの根源と言っても良いほど大きな問題を孕む。
人間はなんて不完全で悲しいものか。
そんな人間社会に立ち向かうために、身も心も強くなれ。

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