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仕事でお世話になっている会社の皆さんのほとんどは、リモート勤務を継続しており、このままそれが定着しそうな感じだ。
リモートが定着すれば、ワークライフバランスが推進されるだけでなく、新たな仕事の手法やツールが生まれ、ナレッジの蓄積や創造性を多様に拡張する点でも変革がなされるだろう。そして更にはユニバーサルな社員採用の進展も期待される。
それでは大学や大学院はどうか。
リモートだけでしっかりと学習を修めることができる学校は、私は京都芸術大学しか知らない。
会社もそうだが、大学も、それがある場所はもうどこでもよくなってしまった。真の学問に係るコンテンツこそ大学の本質であることがわかってきた。それなのに大学はこのまま以前と同様の集合学習に戻ろうとするのか。
まあ、場所に自らの存続を今まで依存してきた大学は、そう考えるのもわからないわけではないが、それはもう全く古い価値判断だ。
本当に大学ってオワコンだなあって思う。
そして自治体も同じだ。
東京近郊にあるだけで一定の人口を確保してきた自治体は衰退するだろう。
コンテンツの充実をしっかりと進める自治体はどこにあろうと後々まで繁栄するだろう。
ICTの進展で、場所の持つ利便性という価値が失われるなんて、ずっと前から頭の中ではわかっていたことなんだから。

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