前に書いた文章だけど、感染症が広がるこんな社会になっちまうと、ますますこういった思いを強くします。
-------------------------------------------------
コンパクトシティかあ。
たしかに箱モノの利用とか、これから先もリアル空間で欲望を充足するなら、都市の集約化が必要ということになりますね。
都市を集約するとは、もちろん人も集約して、その都市の活用にかかる効率化を図るということ。
でも、情報化も進むんじゃなかったっけ?
デジタル化はどうしたんだろ。
マクルーハンはデジタル化が進めば(個人移動のための)自動車も鉄道も要らなくなるって言ってましたよね。
テレワークはその最たるもの。
場所の制約を無くして、デジタル化によって、どこにいてもOKな社会を作ることができるんじゃなかったっけ?
都市への集約化かあ。確かに人が散逸しない都心一極集中もいいんだよなあ。いろいろな人がリアルに集まっていろいろなことを語りあう。人が沢山集まりすぎるくらい集まると、それはそれで都会的で雑然としたたまらない魅力が出てくることは事実なんですよね。
そういった魅力、またはそれに代わる魅力を各々の田舎が見出せるのかどうかなのかなあ???、今の地方創生って。
でも、我々は、地方の一つ一つの都市の維持云々に囚われすぎじゃないですか。
都市よりも個人を主役に見立てれば、デジタル社会では、個人は電脳社会でそこいら中を飛び回るものだよと。地理に特に制約されず。
そもそも自治体として地域を区分けして、その存続を考えること自体が終焉を迎えているのかもしれませんね。
やっぱり、モノを集約したコンパクトシティじゃなくて、情報やサービスのユニバーサル化がされたドコデモ社会(もしくはユビキタスか?)なような気がしますね。これからの地方創生に必要な考え方としては・・・。
ただ、リアルに人と人が関わる必要がある福祉や医療のサービスがねえ、残るからなあ。