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よく自治体にある電子申請のポータルページを見てみると、そこには電子申請が一つ一つ羅列されている。

初めからどの申請を行おうとするのか、目途が付いている市民は、それを見るだけで、必要な申請を選択して、その場でオンラインで自治体宛てに申請ができるだろう。

しかしながら、普通は自分の状況によりどの申請を行えばよいのか、どの申請を選択して申請することが適切なのかを、まず市民は見極めなければならないだろう。

ただ電子申請が一つ一つ羅列されているポータルページがあるだけでは、電子申請の前提として、必要な申請を見極めることは個々の市民に丸投げされてしまっているということになる。

これじゃどうにもならないだろう。

その見極めの段階に介入するのが行政の真骨頂だからだ。

様々な制度への加入や給付の申請は、収入にも家族形態にも年齢にも左右される。

様々な条件によって制度への加入や給付の可否が決まるであろう各々の申請は、電子申請をする前に誰に相談して誰と共に見極めればいいんだ。

そういうことだ。

そこで、電子申請の前にするべき“必要な申請の見極め”に対応する解決策の一つが、グラファーがインターネット上で運用する、質問形式で自分に必要な手続きの目途をつけることができる”手続きガイド”であり、
"お悩みハンドブック”だ。

これらのサービスの質がさらに向上し、人間並みの優しさと、緻密でありながらも臨機応変な対応と判断を身に着けてくれるならば、本当の電子申請導入の成就も近くなる。

電子申請を行う前に、自分にとって必要な適切な申請類がなんであるかの”見極め”が容易にできることこそ、電子申請の導入を可能とする鍵なのだ。

ただ申請内容がデジタル化すれば良いってものではない。

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