アジアを拓く政策イノベーション
政策研究大学院大学、日・アセアン友好協力40周年記念フォーラム「アジアを拓く政策イノベーション」~行政改革のパラダイムシフト~ ・・・に行ってきました。
詳しくはまた勉強しながら後日に振り返りますが・・・、
タイのドイトン開発プロジェクト(ソーシャル・エンタープライズ)を担うモムさんの話に感銘を受けました。・・・我々は物質主義を元にした西洋のリーダーシップを長く見すぎたとのこと。ここでルーツに立ち戻るべきだと。西洋は目的志向だが、東洋は弾力のあるプロセス(進捗管理)志向であるとのこと。
また、インドネシアのエコ行政改革担当副大臣のプレゼンはとてもインプレッシブ。素晴らしく総合的な改革の方向性。窓口はワンストップのみならずドライブスルーサービスまで視野に。
タイのポーンサック王学院事務総長は、リーダーは、雪が降り積もった柳のように、心強く、また、心やわらかであれ!と。
日本の総務省の職員からは・・・、プラニングとは、まだ容易な段階であり、マインドセットをその後どう変えていくかこそが大事であると。
フォーラムのパンフレットも気になることが書いてあります。・・・
これまでの行政改革の試みは効率性や透明性の面に焦点が置かれてきましたが、政策イノベーションのプロセスにも光を当てて、政策課題解決力の強化に向けた取り組みを本格化することが必要であると。
また、公的部門の政策課題とは、民間が向き合う顧客ニーズというものよりも遥かに複雑であり、制度が機能しなかったり、役割を終えてもそれが存続し続けたりする事態が頻繁に生じる。このような事態には学術研究者と民間企業、市民社会の知識を動員する開かれた包括的なプロセスを取ることが必要であること。
・・・しかしアセアン諸国の民主化に向けた改革は加速しているという印象を受けました。このような動きが進めば、日本とアセアンはアジアの民主陣営として、素晴らしく協調しながら発展することができそうな気がする。
http://r-center.grips.ac.jp/SymposiumDetails/223/upcoming/
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