人口減少から消滅可能性都市の出現。
それへの対抗策としては、若者に魅力的な地域拠点都市を作り、人口減少に即応できる新たな集積構造の実現を。
そう増田寛也先生は話していた。
で、これは言わば新たなクラスターづくり。
今回のような感染症の蔓延を視野に入れた時、集中、集積の考え方から、分散の利点へと視野を移せざるを得なくなったと思う。
で、やっぱり振り返りたくなるのはマクルーハンだ。
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増田寛也さんの「ストップ『人口急減社会』」。
今後の人口動態、高齢者の減少とともに地方における若者や女性の人口減少を憂いて、危機感をつのらせている。
うぅ~む。
こんなことを信じていいのだろうか。
未来の都市は”インフォメーション・メガロポリス”(マクルーハン)ではなかったのか?
鉄道・交通網に応じて作られた線的な都市、つまり”土地”は、ICTの進化で、どこに位置しようと関係ない、土地感を廃した電気メディアの飛び交う空中都市になるんじゃなかったのか?
全く解せない地方都市の衰退。
少子高齢社会で懸念される労働力不足だって、ロボットの産業への展開で補うことが可能だったんじゃないのか?
リアルな社会が縮小するなら、その分、電脳社会が幅を広げる・・・、
それが当たり前だと思っていたが・・・。
危機を語る政治家や学者に想像力が足りないのか、それともこの国には技術力が足りないのか・・・。
いずれにしても、うぅ~む、解せない。