要援護者の自立のためのコーヒースタンド運営事業

もう随分前(2006年1月)、下記のような要援護者の自立のためのコーヒースタンド運営事業を企画したことがあります。
グランドレベルの田中さんの話から思い出したので、その内容をメモをしておこうと思います。

事業タイトル 要援護者の自立のためのコーヒースタンド運営事業  
1現状分析と課題
 (1)社会福祉基礎構造改革や本市保健福祉総合計画の理念として、「個人が人としての尊厳をもって、家庭や地域の中で、その人らしく自立した生活が送れる」ことが大切であるとされている。
 (2)地域福祉の推進のためには、一般の方々に普段の生活の中で福祉に関する理解を深めてもらう必要がある。
 (3)要援護者の尊厳を確立するために、要援護者の働く場と収益を確保する必要がある。
2事業企画内容
 (1)極く小さなコーヒーメーカーを利用したコーヒースタンドを公的施設やショッピングセンターに設置し、要援護者がそれを運営する。
 (2)ビッグイシュー方式により、例えば最初に10人分の豆を無料で与え、この売り上げ2000円を元手に(@200円×10杯)、以後は売価の50%(@100円)で自分で豆を仕入れて販売。差額(100円)を自分の収入とする。
 (3)事業主体として会社組織もしくはNPO等を要する。また、協力的なコーヒー豆工場等の協力を要する。
3効果・有効性(目標)
 (1)要援護者の自立、生きがいの確保
 (2)喫茶店が整備されていない中小公的施設における市民の利便
 (3)一般市民による福祉の理解
4市の役割、責任(想定する事業実施主体)
 (1)保健福祉計画策定による地域福祉推進の責任
 (2)障害者計画やホームレス支援計画策定による要援護者支援の責任
5発展性
 (1)さいたま方式の確立。豆工場等における要援護者雇用の推進。
 (2)全国的な事業展開の可能性。
6指標
 (1)各人の収入額、売上額
 (2)ホームレス数

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