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終わりよければすべてよし!

さいたまのアートなミュージアムやシアターは、どちらかと言えば後発で、分野の全てを取り込めなかった分、テーマを絞って玄人やスノッブな市民の知的好奇心をくすぐってきた。
さいたま芸術劇場では、シェイクスピアの全編上演を目指した蜷川シェイクスピアが、意味深な"終わりよければすべてよし"で終演を迎える。これを演出する吉田鋼太郎には、引き続きさいたまに根付いたシェイクスピア文化の継続を担っていって欲しいと思う。シェイクスピアの無いさいたまなんてもう考えられないから。^_^
一方、松井が浦和市教育委員会に在籍した時から、編集を担当していた広報紙の一面で特集記事を掲げるなど、今まで見守ってきたうらわ美術館も、本や印刷物にテーマを絞った企画を進めてきた。幸いにも有能な学芸員に恵まれてここまで良く発展したなあと感じる。
今開催されているミュシャの企画展など、まさにうらわ美術館がやるべくしてやっていると言って良いと思う。
ミュシャの作品は典型的なコマーシャルアートなので、仕事がらプロモーションを学んだ松井にもたいへん興味深い。
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/exhibition/whatson/exhibition/p076730.html

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