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さいたま市民意識調査も始まってから随分日が経った。
市民意識調査の結果としては、市民の満足度がどれだけあるか、どれだけ上がったのかということが主として説明されるが、行政職員が本来注目すべきは、市民のニーズがそこに隠れていると思われる"不満"の度合いだ。
さいたま市民意識調査において、平成27年度実施分と、令和4年度実施分、その7年間の主な施策・事業単位での“不満の度合いの変化”を見てみよう。

□不満の度合いが下がったもの

都市基盤整備(市街地整備)は31.9%から14.0%へ
事故・防犯は21.3%から18.0%へ
子育て支援は15.0%から13.8%へ
高齢者福祉は19.4%から16.4%へ
障害者福祉は13.4%から13.1%へ
青少年は9.7%から8.8%へ
シティセールスは17.2%から8.5%へ
生活衛生・食品(食品・生活)は7.9%から6.8%へ

□不満の度合いが上がったもの

公共交通・道路(道路・輸送)は34.0%から34.5%へ
地域医療は17.9%から21.8%へ
学校教育は8.9%から12.7%へ
防災(防災・治水)は、9.4%から11.2%へ
ICTは8.4%から15.0%へ  
スポーツは8.1%から9.8%へ  
緑化・公園(公園)は19.0%から20.2%へ
生涯学習は8.0%から13.6%へ
温暖化対策は9.5%から14.1%へ
ごみ・3R(ごみ・リサイクル)は8.0%から11.2%へ
男女共同参画(人権・男女共同参画)は6.8%から8.8%へ
コミュニティは6.4%から7.0%へ
温暖化対策は9.5%から14.1%へ

※カッコ内の施策・事業名は、平成27年度と令和4年度との表示が異なる場合の平成27年度の表示。

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