おくやみ窓口に来庁した皆さんの思い

おくやみ窓口に来庁した皆さんの思いを、自分の耳で拾えたものだけだがまとめてみた。
まず、皆さんは今までどんなことに困っていたんだろうかということでは、
〇必要な手続きについて分からないことが多かった
〇手続きに不安や戸惑いがあった
〇手続きに行く時間がなかった
・・・というところ。
これらがこの取り組み(おくやみ窓口)が解決すべき課題であるということ。
次に、おくやみ窓口のどんな対応が来庁した方に訴え及ぶことができたのかということでは、
〇丁寧に対応してくれた
〇一度に手続きができた
〇必要な手続き書類をあらかじめ調べて知らせてくれた
〇案内が適格だった
〇予約が電話ですぐできた
〇最後までじっくりと一人の職員が対応してくれた
・・・等々、概ね皆さんにしっかりと“寄り添えた”ことについて良い思いを持っていただいたようだ。
次に、おくやみ窓口の“成果”は、来庁者の思いにどのように表れたのかということについて言うと、
〇助かった
〇ありがたかった
〇心強かった
〇安心した
〇早く済んでよかった
・・・といったものだった。
また、高い評価をいただいた意見としては、
〇画期的だ
〇最高
〇大船に乗った気持ち
〇大変有意義
〇こういう窓口が欲しかった
〇仕事で忙しい人にはたいへんありがたい
・・・といったものだった。
このように、おくやみ窓口は、うまく市民のニーズを拾ってそれに応えることができているように思う。

しかしその一方で、改善の余地を指し示す感想もある。
〇市役所の手続き以外の対応もして欲しい（手続きが残って不安）
〇郵送で対応できないか
〇年金の相談ができるとうれしい
・・・などなど、なかなか市町村だけでは解決できない課題もやはり皆さんの感想として出てきた。今後国が構築していくとされる、税務署や登記所等々も巻き込んだ死亡相続ワンストップ手続きが適切に実施されることを期待したい。
市町村の手続きだけをワンストップにし、市町村以外の手続きもどんなものがあるのかは整理させていただくのだけれども、相続税や相続登記に関する手続きの不安は大きく、市町村の取組だけでは皆さんには不満が残るということだろう。