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トライアンドエラー

今、自分のやってきた仕事のことを考えると、

ここ13年ほどは、

企画とか計画とか、ほぼ、各所管が行う仕事を整合性をもって体系化しながら進捗管理を行うというものが中心でした。

しかし、ここ2年ほど、組織の固有の仕事をマネジメントする中で思うことは、

もちろん、計画で設定した目標を組織は目指す分けですが、

そもそもその仕事の目標設定も大分難しい中で、

それに加えて、仕事に取り組む人的な資源、その量や質は、その目標達成に向けて必ずしも十分とは言えない場合もありますし、

仕事を取り巻く様々な人間の思いにも、計画策定時からは相当な開きが出てきたりします。

もちろん財源の制約は当然あります。

ですから、たぶん、どんな仕事も、当初の計画どうりにはいかないでしょう。

適切な目標の設定も、時を経たところでそんなに簡単に良い指標として落ち着くわけじゃない。

だから、事業は結局のところ、トライアンドエラーなんですよね。

それを繰り返すということ。

大切なことは、少なくともトライアンドエラーを繰り返すプロセスは着実にこなしていくこと。

これは要するに、当初に設定した目標にがんじがらめにしばられても、そういったことに意味は無いでしょうということ。

事業を形づくる様々な要因が絡みあい、その各々の要因自体や、それらの関係性も大きく変化してしまうのだから。

でね、言っておきたいことは、そのエラーを責めてはいけないということ。エラーこそ、その後の改善に向けた根拠になるんだから。

エラーが大切なんだから。

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