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地域の身近な相談相手として

民生委員・児童委員とは、政府広報オンラインによると、“少子化や核家族化によって地域のつながりが薄れる中、高齢者や障害のある方、子育てや介護をしている方などが、周囲に相談できず孤立してしまうケースが増えています。そこで、地域の身近な相談相手として、必要な支援を行うのが「民生委員・児童委員」の存在です。”とのことなので、民生委員・児童委員の皆さんには、行政の行うサービスをぜひ知っておいていただくか、サービスを検索する方法を知っておいて欲しいなと思う。

さいたま市のウエブでは、様々なサービスをワードもしくは分野別に探すことができる“さいたま市よくある質問” https://www.city.saitama.lg.jp/faq/ があるし、
死亡時の手続きの案内については“さいたま市おくやみ手続きガイド” https://ttzk.graffer.jp/city-saitamaがある。
転入・転居・出生等も含んだものとしては“手続きガイド全国版” https://ttzk.graffer.jp/guid
が便利だし、“YAHOO/JAPANくらし” https://kurashi.yahoo.co.jp/ も使える。
この他、保健・福祉関係のサービスを検索するには、浦和区在住の方が発案した“全国版おなやみハンドブック” https://compass.graffer.jp/handbook/landing という優れた検索ガイドがある。

行政サービス手続きのDXについて検討すると、当たり前のことだが、窓口なり電子なりで申請する以前に、“自分に必要なサービス”を市民が検索してそれを個々に特定する必要があることが分かる。
そのためには上記のようなウエブによる“サービスが整理されたもの”が有益であるが、民生委員・児童委員の方々のみならず、地域福祉の推進に関わる社会福祉協議会の方々、区役所の「我が事」・「丸ごと」や各種相談窓口の担当にも、日頃からこのような“サービスのメニュー化”と、その“検索・参照”について認識をいただきたいと思う。
これはまさに今必要とされるアドボカシーそのものだ。
このようなサービス情報の体系的な整理がないと、要援護者支援もDXもアドボカシーもあったもんじゃない。

※参考 https://www.ncnp.go.jp/mental-health/docs/nimh2024-web.pdf

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