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サッカー選手は国境を越えて売ったり買ったりするもの

いやあ、サッカー選手は国境を越えて売ったり買ったりするものだと今回ははっきりと認識したよ。
国の経済力が傾けば良い外国人選手は取れないし、日本人選手も流出する。
2024年 7月のTTSレート 対ユーロ 174.04円
2019年12月のTTSレート 対ユーロ 121.78円
なんと43%下落している。
例えばソルバッケンの価値は300万ユーロだそうだから、その額で計算するけど、
2019年は外国人選手から契約金300万ユーロを提示された場合、三億六千五百三十四万円を払えばよかったが、2024年に外国人選手から300万ユーロを提示された場合、五億二千二百十二万円が必要となる。(1億5千7百万円の負担増)
2024年に日本人選手が外国から300万ユーロでオファーされた場合は、本当はTTBでの計算になるけど、TTSレートで計算してしまうと、2019年と比べて1億5千7百万円の収入増となる。
まあ円建てで日本人選手を取りたい気持ちも分かる。



※海外に投資しているのは、海外の方がリターンが高いと思って投資しているわけですから、そのお金をわざわざ一旦日本に戻す動きは出にくい。ただここ20~30年、日本企業は海外に投資してもうかっても、国内に投資もしなければ賃金も上げない行動様式が染みついている。(早川英男)

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