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総合振興計画のポイント

シビルミニマムの達成がほぼ実現した現在において、総合振興計画の位置づけは従来とは全く異なっていても良いものだと思う。
そんな中、総合振興計画案に覆いかぶさるようにSDGsが包含されている(SDGsの枠組で考えよう)とするならば、よく見て欲しいポイントとしては、サスティナビリティの扱い、そしてソーシャルグッド、ソーシャルインパクトの方向性について今までどんな議論がなされ、どんな意識が共有され、どんな記述がなされているのか。
そこを見極めて欲しいし、議会等で議論すべきポイントもそこであろうと思う。
シビルミニマムが既に達成されているのだから、今となっては市民の意見聴取が単なるニーズ調査であってはならないし、顕在化されているニーズや過去の傾向を把握するだけでは、不確定要素をたくさん含む将来像を導くことは難しいと思う。
今は識者による多くの議論が必要だが、リーダーシップがコンセプトを明確に示すことこそ重要であろうと思う。

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