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大妻女子大学の大場幸夫学長先生から、さいたま市保健福祉総合計画策定審議会において、次のような発言をいただいたことがある。

“「計画の推進」について確認したい。計画倒れにしないためにも、計画の推進は鍵を握っているので提言したい。一つは「計画の推進」を「計画の位置づけ」の部分にしっかり位置づける必要があるということである。推進体制や評価体制をしっかり計画書に位置づければ、分野別計画間における施策の推進・連携の手法が明確化できると考える。もう1点は、計画に掲げられた(記載にある)事業だけの評価体制ではなく、推進体制に”問題発見的役割“を描く必要があるということである。いずれにせよ、計画書のどこかに、実際にどのように弾力的に計画が推進されるのか、また、どのような部門間連携がとり得るのかといった、具体的な表現をする必要があるのではないか。”

さすが大場先生。
特に、ご指摘いただいた“問題発見的役割”。
これは本当に重要で、分野別計画を横断しながら、また、成果指標を高みに位置付けながら、計画書に記載が無かった課題であっても、しっかりと進捗管理しながらあぶり出していこうとするもの。そのあぶり出しの重要性についてご発言いただいたもの。

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