加藤諦三の本を読み返してみた。
※失敗したら自分は周囲の人から認めてもらえないと思う人は、錯覚をなおせばいい。失敗したって人は認めてくれる。
という言葉に励まされながら・・・
こんな言葉に目がいった。
※人は不安なときに結果重視に傾く。早く結果を出そうとして焦る。今していることの結果を気にして常に不安である。しかし、過程を重視することができるなら、競争的野心を解消でき、不安は消える。
という言葉・・・
昨今、計画の類には具体的な数値目標を設定することが求められ、市民や学識経験者が参加する評価委員会で徹底的に進捗状況が審議されたりする。
まさに計画は、いや行政は結果重視全盛期だ。
今我々は不安な時代を生きているんだろうと思う。
そして具体的な数値目標がどこまで実現したかを常に気にして、さらに不安になってしまう。
過程を重視すれば、つまり、毎日の勤めとして過程をしっかりと踏んでいるかどうかを意識すれば、競争的野心が消えて不安がなくなる。
人生も、計画の進捗管理も、今現在に集中してことを行うとともに、しっかりと進捗管理(PDCA)を回しているということ自体に重きを置くべきなんじゃないかな。そしてそれに誇りを持つべきじゃないかな。
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