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お悔やみ手続きと専門職連携

さいたま市の区役所のお悔やみ窓口のやり方では、共済年金や厚生年金が絡んだ年金の受給等の手続きについては、保険年金課でまるで市民の話も聞かず、社会保険事務所に丸投げするが、今日伊奈町役場に行ったところ、厚生年金や共済年金が絡んでいるかどうかまで年金担当が下調べしてくれていて、手続きの方法についても気遣っていただいた。
共済年金が絡んだ受給に関する手続きについては社会保険事務所ではなくても、共済組合でワンストップで郵送による手続ができるとのこと。要は共済組合に一本電話すれば済んでしまうと案内してもらった。
職員のやる気や優しさはこういうところに出るんだ。
伊奈町には大仰なお悔やみ窓口など無いが、最初に受け付けた部署の職員が他の部署の職員をコーディネートして、一箇所にお客さんが座ったままワンストップで、職員が代わる代わる手続に対応してくれる。
見事だ。
これこそ理想的な"専門職連携"だ。
特化した手続きの専用窓口を設置せずとも、各々の職員がお客さんの態様に応じて臨機応変にコーディネート力を発揮すれば(専門職連携を推進すれば)、お客さんの満足度は向上する。
さいたま市の子ども総合センター基本構想には、この専門職連携の理念が謳われていたが、実際に子ども家庭総合センターのなんでも子ども相談窓口にコンタクトすると、がっかりすることこの上ない。
何度も言うが、職員のやる気や優しさの度合はこういうところに出るんだ。
伊奈町は今でも出生率が高いが、今後おそらく心地の良い土地として発展を続けるだろう。

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