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シティプロモーションという言葉には、少なからず引っ掛かるところがあって日々悶々としていたが、それはこういうところからの気持ちだったんだと気付く記述があった。
それは天野貞祐先生の"道理の感覚"の中にある。

"立派な仕事は世間がそれをどう言おうとも批評の如何によりなく永遠に値打ちを有ち、行為者自身をほめます。"

"親切な行為は、如何に感ぜられるかということとは無関係に道徳的価値を有つています。"

"世間が認めるから価値があるのではなくして、価値があるから具眼の士は認めざるをえないのであります。"

(しかしながら、)真実の声は騒々しくない、実態的行為は宣伝的でない、動もすれば世人の看過する所となり易い。理解されなければ、価値あるものも社会において意味を有ちえないのであります。"

つまりは、まずは世間に迎合せずしっかりと本物の価値を作っていこう。しっかりと地域に必要なニーズを見極めながら、総合振興計画を回していきましょう。それにより、まずは本物の成果と誇りを得ていきましょう。
こういう優先順位だね。
まずプロモーションありきじゃないということ。
プロモーションだけが独り歩きしていくこと、宣伝的で過ぎること。
そのへんへの危惧、胡散臭さが心に引っ掛かってきた部分なんだろう。

どんなにプロモーションをやったって、所詮本物しか残らないよ。我々が残すべきは、中長期的な本物の価値。
短期的で浮わついた評判じゃない。😄

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