見出し画像

バングラ旅の記録7

9/9
7日目

半分過ぎた
山口絵理子さんならそろそろ院試受ける気になってるのか
確かにすごく充実(?)した毎日だが、帰りたい笑
もう一度「裸でも生きる」読もう

朝食
トースト3枚、目玉焼き(揚げ?)、バターとジャム、バナナのセットは前の宿でも同じだった

8時にバブーに迎えに来てもらった
ルーベルと合流
トゥクトゥクでボナニからコムラプールへ向かう
9:30にコムラプール発のバスに乗る

トゥクトゥクで渋滞につかまってしまったが、バスも渋滞に巻き込まれていて10:00発になった
余裕だ
お茶して待つ

エアコンの効いたバス乗り場で待つが、なかなか来ない
結局10:30発になった

ここでバブーとお別れして、ここからルーベルとふたり
まずは6時間のバスの旅
ボロいバスで途中まで行き、リクライニング、足置き、Wi-Fi付きの高級バスに乗り換える

途中ですごくインド国境が接近する
国境見てみたかったが、特になにもなかった
国境近くのパーキングエリアで昼食

昼食は魚のカレー
えげつない量のご飯が現れて、魚やスープカレーで味を変えながら食べる
おいしい
唐辛子も今日まで避けていた(タイで食べて失敗した)が、普通にいけた
もともと唐辛子は好き

口直しによくわからないきのみを食べる
よくわからないけどおいしい
再出発
残り3時間

インド国境最接近

チッタゴン到着

まずはホテルを探す
結局、ルーベルの分も全部谷口もちとのことだが、ホテルは2人部屋を借りるので、別に大したことなかった
それよりボラれないことが大きい

最初のホテルは1泊3000円だったが、断った
向かいのエアコンなしで2000円のところにした
1500円くらいで探したかったが、許容範囲

チッタゴンの近くのパテンガビーチに行くことにした
もう暗くなりかけてて、着いたら真っ暗だった

都会より屋台に入りやすい!!
清潔に見えるのはなんだろ、車走ってないからか
ハエもたかってない
これは好印象
やっとバングラデシュに来るまで今までの「途上国を楽しむ」の基準をクリアした気がした

まずはビーチに行く
猛禽類型の凧が飛んでる(写真撮りたかったけど暗くて写らなかった)
なぜか乗馬体験があって、乗ることに
売ってるのは子供だった

夜の海は写真に写らない

屋台の方に戻る
でかいエビが美味しそうだったので、晩ご飯にすることに

揚げたエビは殻ごといけた
めっちゃおいしい

トゥクトゥクでチッタゴン中心に帰る
トゥクトゥク降りて少し散策することに

電車のチッタゴン駅

フルーツ
モジャ(おいしい)
ルーベルがベンガル語をめっちゃ教えてくれる
モザモザとかバーローとか復唱しながら街を歩く

マーケット
フルーツのエリア(ハエがたかってない!!!!)や服のエリアなどはっきり分かれている

東芝やパナソニック
みんなJapan big loveらしい
車はほぼトヨタ
たまにダイハツとかもあるけど、日本車以外はまず見ない

ホテルに戻ってルーベルと色んな話をする
彼も貧しい
それと、彼はあまり英語ができないし、バブーほど商売上手ではない
日本に行きたいらしい

彼は本当に谷口が節約しなければならないことを気遣ってくれる
帰りを9/11の朝から9/10の夜に変えて2泊目を車中泊にしてくれた
トゥクトゥクも、めっちゃ粘って値切ってくれる(初めて地球の歩き方に書いてる値段より安く乗れたかも)

極めつけは、彼がなぜか5リンギット(マレーシアの通貨)くれたので、チップとして100タカ(100円強)あげようとすると、「これはビジネスじゃない。受け取れない」と言い出す
バブーのときはガイド代粘られたあとにチップも要求されたから、びっくりした

とにかくルーベルはめちゃくちゃ信頼できる
とにかくタカはあげた

信頼にも色々あるとわかった
物乞いの子供たちは貧しくて、何が何でもお金を欲しがるが、俺が困ってたら助けてくれる
貧しくて卑しくても悪くはない

大学生のオビやサキアは豊かで善意の塊だ

バブーは貧しいが英語も堪能で頭がいい
卑しいってわけではないが商売っ気が強い

ルーベルは貧しいが商売っ気もない
善意の塊だが、いいやつすぎて心配になる

とにかく、共通してるのは、みんなお金が欲しいのは欲しいが、それと悪意は別であること
それどころかどんなに貧しくても困ってる旅人は助ける
まさに「旅人を助けよ」のイスラム教とアジア最貧国のひとつであることが両立していた

そして、彼らの人の良さに触れるたびに、なんとなくなぜこの地でグラミンバンクが生まれたか、ムハマド・ユヌスがいけると確信したかがわかる気がした
確かに、彼らなら返済できそうだ
本当に、今お金がないことだけが問題で、美しい精神を保ちながら必死で生きるために生きてる

とは言っても、俺も気を抜くわけにはいかない
俺も生きていかなければならない
気前よくお金は出せないし、セキュリティーもちゃんとする

美しいと言ったそばからアレだが、裸でも生きるに書いてる裏切りのエピソードもちゃんと覚えてる

今日はルーベルと2人でホテルだが、ルーベルがどんなにいいやつでもパスポートとクレジットカードと大金はセキュリティーポーチに入れて装着して寝てるし、モノは全く散らかさず全部バックパックに入れてチャックに施錠、さらにバックパック自体も椅子に錠で繋いでいる

明日はさらに140キロくらい南下してバングラデシュ南端の街コックスバザールに向かう
世界一長いビーチはそこにある

あと、東側がそこまで行ってやっとインド国境からミャンマー国境に変わる

海水浴できるらしい
ビールも飲めるらしい
そこらへんはどうなんだイスラム教…

グルシャンのテロが起きたときも犯行グループが「外国人は露出や飲酒などのライフスタイルを勧めている」って言ってたらしいし
何より宗教に関わらず訳あって飲めない人の前で大はしゃぎするのは良くないということを肝に銘じて生きていきたいですね(自戒)

それにしても観光っぽくなってきた!
一応みんながヨーロッパ行ってるのと同じようにこれもバカンスなんやぞ
バカンスなのに帰りたい

いや、まじめな話、今回の旅の目的はかなり最初だけ読んだデカルトの方法序説に出てくる「世界という書物」を読むことなのかなって思ってます
(あ、やべ、返すの忘れてた。ペナルティーや)

かっこつけたけど要するに見るだけ
完全なる観光でもないし、海外インターンとかボランティアみたいに貢献しにきたわけでもないし

おやすみなさい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?