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今週読んだ本「そのときは彼によろしく」「スタンフォードの自分を変える教室」

とにかく本が好きで読むのがとても速いため、基本買わずにすべて図書館で本を3〜4冊ずつ借りては読んでいる私の読書記録。(いいよと聞いたらその場ですぐにオンライン予約)

小説を1冊、自己啓発系?を1冊読みました。
あと、「60分でわかる!新NISA超入門」も今頃借りられて一応読んだけど、やっぱり知っている情報ばかりで特に得られる情報はなかったので、それは特に何も書かないでおきます。(新NISAが始まる前に読まないとなんだなとつくづく)

26.そのときは彼によろしく

手元に置きたい度:★★☆☆☆

最近は意識して、小説も週に1冊は読むようにしている今日このごろ。
現実逃避というか、全然違う世界に飛び込めて没頭できるところがやっぱり好きなんだよなあ、小説。
今回は、姉に薦められた1冊。タイトルを聞いたことがあったので、読んだことがあったような…?と思いつつ読み始めたけど、初見のものだった。

昔映画化もされた作品のようで、作者は「いま、会いにゆきます」の方。
確かに映像が頭に色々と浮かんでくる、映画のような本だった。
主人公たちの語り口が、現実世界にはいないような独特の「文語体」で話す感じで、特に小学生時代もその話し方なのが、最初「お?」て面白くなってしまった。
ただ、話し方は独特で現実世界では周りにはいない感じだけど、とても好きなタイプの人たちばかりだった。

これまた嫌な人が1人もいなくて、そのせいでハラハラしたり、イライラしたりということもなく、とっても優しくて暖かい気持ちのまま、読み進められる。

そして、表現がとにかく美しくて、頭に浮かんでくる映像がとにかくキラキラしているというか、水辺に浮かぶ水草がゆらめいて、光を反射している様子とかがパーっと浮かんでくる。

すごく好きなことをそのまま商売としてやりたいな、という夢をそのまま大人になって成し遂げている二人が本当にすごいなと思ったし、すごく素敵な生活だなあと(本編とは関係ないけど)、ただただ羨ましくなった。

そしてまあ、お父さんの優しさと包容力。お父さんからのメッセージのときには、めっちゃ泣いてしまった。(外にいたけど)
根幹となるラブストーリー部分も、わーーーーー!!!て叫びたくなるくらい、爽快に最高にハッピーなので、もう「わーよかった!」というだけの読後感。

自分が愛していて、そして相手も自分のことを愛していて、それをお互いわかっているというだけで、それだけでどんなに離れてても会えなくても、自分にとっては完璧な愛だ、的な表現が、ぐぐぐぐぐ!て呻くくらい胸がキュンキュンした。(ちゃんとした表現は忘れてしまったけど)

27.スタンフォードの自分を変える教室

手元に置きたい度:☆☆☆☆☆

なんでだろう。珍しく、全く心に響かなくて響かなくて、読み進めれば読み進めるほど、うーーーーーんとなってしまって、とにかくさっさと終わらせてしまえと、相当の飛ばし読みをしてしまった。

そしてなんか聞いたことがあるフレーズがあるなあと思ったら、若干前に読んだ、「スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック」にも書いてあった内容が含まれていた気がする。

基本的にアメリカ人を前提として書いてあるせいか、なんだかピンとこない例えが多くて、そのせいか、心に刺さらなくて、むむむむむ、と。
章ごとにポイントのまとめがあって、これをやればいいよ!というのも、ほーと眺めるだけになってしまった。

唯一残ったのは「自分を許す」ということぐらいだろうか。
自己批判を繰り返せば繰り返すほど、誘惑に負けてしまいやすくなり、どんどん自分のなりたい姿からは遠ざかるという。
ですよねー、もう少し自分に優しくありたい。
ちょっと期待値とは違う本だったけど、多分、今の私のステージにあってないだけで、内容としては結構いいことをいっていると思う。

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