第二章 赤く染まる耳 そんなわけで掃除の最中に転がり出てきた、動画のテープ。 思春期からの甘く酸っぱい….というよりも苦くて吐きそうな笑、そんな思い出を誘発するイメージがわんさと出てきたぞ。 昔の話は語り部が自分に酔うばかりで痛々しい物ですが、はい、これもそうですよ、今のうちに逃げろーー！ 奇特なあなた、お付き合いいただける方にここだけの話をしますので覚悟しろ。いや、そんなもんでもないね、よくある普通の話です。 いくよ？ カタカタカタ...…（フィルム映写機の駆動音）
第一章 ノスタルじじい まあ、掃除をしてるわけですよ、積年のゴミの山になってる今まで買った本とかおもちゃとか。殊勝にも身綺麗にしたいと思ったわけですよ、歳を重ねて、ああこれってもう読まないよなー、ここ10年ぐらい触っても見てもいないし、つうことは今後も見ない。…な、アレコレが溜まりすぎ！！ 墓場に持ってくには量あり過ぎ価値なさ過ぎ。さよならだけが人生だ週間。 本はね、捨てられないよねー。 でもさ、老後の楽しみ？にとっておいてもその時にこんなちっちゃな文字追いかける視力と気
後ろから動かす絵。簡単な工作で絵の一部分が動く。楽しいよ。
ライフオブクオリティ。生活の精度を高めたい。 仕事はやる。そのぶん家事は疎かになる。部屋は散らかり、炊事場は見たことの無い新たな生命を育み、髭は伸び、ハゲ散らかす。 絵の具チューブはあらぬ色がくんずほぐれつ大乱交、そこにさらに書類は重なり開けてない封筒には多分大事な書類がハンコを待っている。 築50年？ぐらいは行ってる家なので、ほっといても部屋中心霊オーブが飛びまくる、隙間からはチンダル現象。だから夏場はクソアツで埃まみれ。 環境が良くない。ばっちいのは健康にも精神にもよ
たゆたゆと流れる水面と想いは似ている間近でダンスを舞う男のしなやかな動きを堪能した後、 https://www.youtube.com/watch?v=xZzyDuqrmJM 都内の真ん中に流れる川のほとりで過ごした。 上がり始めた月が塔とビルの間にピカッと光ってる。今日はまんまる。 耳にかけたBluetoothのイヤホンからネット番組が聞こえている。 番組の話題はものづくりをするひとたちの相談回。歌を歌ったり写真を撮ったり、動画、絵や漫画を作るひとたちの悩みを聞く内容。
なにかと材料費のかかるアナログ画材。 普段からスカスカのお財布にパンチキックを繰り出してきやがります。 そんなわけで、百均の「アクリル絵の具」を試してみました。 ひとチューブ100円＋消費税。 画材屋が扱うリキテッ●スやホル●イン、アムス●▼ダムやその他とはあきらかに使い心地が違って全くの別モノ。 …アクリル絵の具、風？ なんだか粘度の高いインクのようなサラッとした印象。 アクションムービースターを描く もちろんちゃんと描けます、使えます。 むしろ色も鮮やかに出るし、伸
星の銀貨
