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人生の成長エッセイ

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人生の役に立つ、困るときに見返したくなる、そんなエッセイを書いていきます。独りだな、と感じたらこのマガジンで待ってます。
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#自分

変わりゆく世界で、変わらないもの

世界中の問題を解決できない理由はなんだろう?将来は今よりずっと先にあるから自分に関係ないと思ってしまう現代社会。 その答えは人間同士に挟まれている言葉。全ての解決は現実の言葉にあるものの、その言葉を掴んでいるか探しているかは自分次第。見つかったとしても、出すのが難しい原因がたくさんある。個人経験だと、出さなかった理由は ・恥ずかしくて外へオープンするのが不安 ・現実から生まれる言葉から逃げていた ・読んだ言葉を深くまで考えなかった 力になる言葉を探すのも出すのも受け取る

バズりがすべてだった頃の僕に言いたい大切なこと

あの頃の僕は、バカだった! ずっとバズっていた時期があった。通知が止まらなくて投稿の数字を見るたびにテンションが爆上げしていたと同時に、ドーパミンも分泌された結果、もっと欲しくなる。要するに、万バズに自分の脳が完全にやられたと、冷静に考えている今日の頃。 バズればバズるほど、なぜ数字以外の存在を考えなくなるのか不思議でたまらない。自分のことより、数字。ここから、人生で何を優先すればいいのか、力を入れるところも分からなくなった。とにかく、バズれば気持ちいい。大満足。 分か

言葉の限界は人の行動にある

角を曲がらずに進み続ければ、壁にぶつかる。道の限界が出てくる。どうしても真っ直ぐ行きたいと思っていても、無理な結果に再びぶつかる。曲がってぐるっとしなければいけないという選択肢しかない。裏を返せば、自分の行動で目的地まで辿り着ける。 言葉や学びも全く同じ話になるはずなのに、数メートルの壁はエベレストより高いハードルのように感じて、止まってしまう。ここで知られているようで知られていない現実がある。簡単に見えるから誰も何もせず、できると思って実際にやってみると知識不足で理由を付

新しい貝殻を探すヤドカリのようになりたい

ヤドカリと人間は意外と同じ生き方である。 ヤドカリは体の成長と共に新しい貝殻を探して、自分にピッタリのものを見つけるまでずっと動いている。人間も成長しながら、新しいステータスに上がれるようにずっと動いている。どっちも常に動いているけれども、中身は違う。 今日はボーッとしながら海の波を見てずっと砂の上に存在していた僕は、ヤドカリと出会った。出会ったと言えるかを考えると、おそらく僕の存在はヤドカリの邪魔をしてしまったかもしれない。今更だけど、生きている最中に怖がらせて申し訳な

「人生は一度きり」はただの嘘

人生は一度きりというフレーズはよく聞く。聞くたびに、「確かに」「今やらないとダメ」「チャンスがなくなる前に、死ぬ前にやるしかない」などのことを、僕も実はよく思っていた。よく口にしていた。あの頃の僕はなぜ言っていたのだろう。いや、なぜ信じていたのだろう。 大きな力になると思われがちだが、実はプレッシャーになったり、人生に対する負担が重くなったりすることもある。この「人生は一度きり」が、実は嘘に見えてきた。嘘であることに気が付いたら、自分らしさは再び生まれて楽になった。なぜかと

生きているからこそ、落ち込むことも必要

こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 人間は、なんて不思議な存在だ。生きているうちに、周りにあることが当たり前になったり、健康であることの大切さを忘れたり、支え合いの中に生きていることに気がつかない。真っ直ぐな道のように、自分の日常生活を繰り返す中で、たった一つの方向が少しだけ変われば、手と足が止まる。 実は僕も好きなことをしている中で、ある日、止まることがある。 知らない人が無理矢理に自分の家に入ってきたような感覚で、恐怖で何も出来なくなる。居るべき