見出し画像

【青白メカオー】コンクリオン、本当に不要か?【7弾環境】

はじめましての人ははじめまして。そうじゃない人はこんにちは。ますばんです。

先日のnote(これ)は自分用の備忘録のつもりだったのですが、ことのほか反応をいただけて嬉しかったです。ありがとうございます。

意外とつよいぞコンクリオン

さて本題。今日は《埋め立てロボ コンクリオン》は案外強いんだぞということを主張したく、筆を執った次第です。

New divisionの環境トップをひた走る【青白メカオー】、当然多くのプレイヤーによって構築が洗練され、そんなデッキリストが、それぞれのカードの採用理由や不採用となったカードについての解説を添えて様々なところで公開されます。

そんな中、多くのリストで「わざわざ墓地メタを貼らずとも墓地利用系の対面は有利だから不要」などといった理由で不採用とされている《埋め立てロボ コンクリオン》。

画像1

結論を先に言うと、自分はこのカードを《ソーラー・コミューン》や《アポカリプス・デイ》などよりも優先して採用するだけの価値があると考えています。この主張は以前の備忘録(こちら)にも書きました。この理論を信じてコンクリオンを採用した【青白メカオー】で予選を6-0し、Aブロックベスト8まで行ったのでまぁ説得力が皆無ということはない……と信じたいです。

さて、話を戻します。《コンクリオン》の不採用理由の筆頭である「わざわざ墓地メタを張らずとも墓地利用系の対面は有利だから《コンクリオン》は不要」ということについては、自分も同意見です。表面上の妨害はできますが、コンクリオンの効果は盤面にも手札にも干渉せず、2枚目の《ロスト・チャージャー》などで簡単にケアされてしまったり、そもそも【除去サファイア】対面においては、こちらがフェニックスを絡めてきっちり動けていれば、相手が墓地を利用したところで捲るのが不可能な強度の盤面を形成できることから、墓地リセットの影響は限りなく小さくなってしまうためです。

しかし、《コンクリオン》の真の強さは「2コストのグレートメカオーである」というところにあると考えています。

現状の2コストメカオーは《サーボルト》と《ジャンボ・アタッカー》の2種類。それらをフル投入すると8枚になります。そこに加えて2コストのメカオーの9枚目としての《コンクリオン》は強い。というのが7弾環境における私の結論です。(個人の見解です。)

コンクリオン採用のメリット

2コストメカオー9枚採用(=《コンクリオン》採用)のメリットとして一番大きいものは、5ターン目のフェニックス着地率の向上です。

具体的なシチュエーションとして、例えば、こんな感じの盤面。
5ターン目開始時のドローが終わった時点です。

画像3

メカオーを普段から握っている人は割とよく見るのではないでしょうか。
仮に、相手が【除去サファイア】で、マナに《炎槍と水剣の裁》が見えていると仮定します。

こういった状況、2コストのメカオー(今回なら《コンクリオン》)を持っていれば、《マザー》をチャージ、2コストで《コンクリオン》、3コストで2枚目の《マザー》着地と言った具合に、5ターン目に《マザー》を着地させることができます。【除去サファイア】相手の5ターン目《マザー》着地の強力さはいまさら説明するまでもないでしょう。

これは《コンクリオン》の枠が《ソーラー・コミューン》や《アポカリプス・デイ》だった場合にはできない芸当であり、明確に「2コストのメカオーの枚数が多い」という、デッキ単位の強みが発揮されるシチュエーションであると考えています。

ただ、当然《コミューン》の方が強力な盤面もあるわけで、このあたりの話は具体的には前のnoteの【青白メカオー】ミラー戦で触れています。気になった方はぜひ。(姑息な宣伝)

おわりに

というわけで、「墓地メタは不要」という理由だけで不採用の憂き目に遭っている《コンクリオン》の強さを伝えたいと思って筆を執りましたが、いかがでしたでしょうか。気になった方は是非コミューンとデイを減らして《コンクリオン》を入れたメカオーでコントロール対面を蹂躙してみてください。そしてミラー対面でコミューンが撃てないことに苦しんでください。

「墓地メタする理由が薄い」という理由だけで過小評価されがちな《コンクリオン》の強さが、少しでも伝わったなら幸いです。





画像2

来期はコンクリオン抜いてこいつ入れるけどね!!!!!!!今までありがとう!!!!!!!!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?