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小さいは正義か

Mamiya6とPerkeoのサイズ比較。
説明不要だと思うけど、共に蛇腹のやつね。それぞれのモデルについては、マミヤはファインダー窓の形を、ペルケオは軍艦の刻印で確認してみてくだされ。って刻印ないモデルだった。笑

マミヤ6も相当に小さいブローニー機として旅行に帰省にバッグの中に入っていたけれど、ペルケオを手に入れてからはホント出場機会が減ってしまっている。レンズとシャッターをカメラ屋さんに調整依頼し、ボディもほぼ全てバラしてクリーニングや組み直し、レザー貼り直しまでを施しているので思い入れはあるのだけれど、大きいんだわね。

理由は簡単、距離計がのっかってるから。それと、ストラップ環がないのでレザーケースで携帯しないといけない点がある。ペルケオもないんだけど、三脚穴にストラップを付けて片手でぶら提げるようにした。マミヤ6でもできるじゃん!ってツッコミがきそうだけど、マミヤだと重いし、嵩があるからちょっと怖いんだよね。ここから下を見てもらえたらその辺が分かるかもしれない。



前から
背面から


上から
蓋閉じた状態
繰り出した状態
背中合わせ


いかがでしょ?
ペルケオの方が、ひとまわり小さいのがよく分かる。高さに関しては距離計分の差でしょうね。興味深かったのは幅で、これもマミヤ6の方がせり出ている。巻き上げに何か特殊な機構があったようには思えないんだけど、もしかしたら枚数カウンターの関係なのかな。奥行き・厚みもペルケオの方が薄いのがよく分かる。マミヤ6はフィルム面を前後させてフォーカスを合わせる機構だったし、フィルム平面性を保つための板をスライド差し込みするので、その辺が影響してるんだと思う。薄くはできるんだろうけど、この高さと幅で薄くなると持ちづらいんだろうなぁ、きっとプロダクトデザイン的に人間工学的にみて、その厚さがベストと判断したとも言えそう。

そんな訳で、ペルケオにはストラップを付けてもいいかなぁと思えど、マミヤ6には躊躇してしまう私の気持ちがご理解いただけたのであれば幸い幸い。


ストラップは手首からスルッと抜けてしまうのが嫌なので、木工作した輪っかをもう一つ取り付けて抜け防止のギミック?を。この木製リング、2個目です。。というのも1個目はストラップロープの径に対してリングの穴径を弱気に若干大きく開けてしまったため、最後の写真のように手首元で止まってくれなくなっちゃったんですよ。なので2個目はかなり攻めて作り直し。寸法的にかなりタイトだったので、ストラップをリングに通すのにえらく時間がかかったけれど、無事に通って留まってもくれるようになりました。

三重構造なのは割れ防止を目指して。木は木目や繊維方向に割れやすいので交差させることで強度を持たせてみてます。確か紫檀とメイプルだったかな。木材の名前は全く分かりません、木工に携わってるんですけどね。金具はもう少し小さいのを探してるんだけど、なかなか見つからず。

この携帯スタイル、かなり周りの注目を集めているように思うのは自分だけですかねぇ。苦笑

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