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真庭市議会の会派について

Facebook記事を記録的に貼り付けます。
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会派について、何人かの人に聞いてみました。

・シェアなどご自由にどうぞ、素人なので間違っている場合もあると思います。

・間違ってるところはコメントやメッセージでご指摘頂けるとありがたいです。


・また、賛否問わず、ご自分の見解を語りたい方は、コメントではなく、ご自分でエッセイとか記事を書いてシェアしていただけると、コメント欄での議論が延々続くことを避けることもできますし、まとまって読めるので嬉しいです。


・この記事は私の個人的見解です

それでは本題です

○  会派とは

まずは真庭市議会による説明です

「議員は、所属政党や主義、主張を同じくする議員の集まり「会派」を結成することができ、市政に関する政策研究、提言並びに調査、研究等に取り組み、議会の活性化に努めています。
 真庭市議会では、1人以上の議員をもって会派を組織することができます。」
ということです。

○  委員会配属

 書いてあるところが見当たらないのですが、
現職議員(任期は23日まで)に聞いてみたところ、
「委員会配属を大きな会派から順に取る(1人会派や無所属の人は残ったところに配属される)」
とのこと。委員会は

こうなってます。
常任委員会3つ、特別委員会3つとありますのでそれぞれに順にとっていく、ということなんでしょうか。文教委員会に入りたいけど埋まってたら産業建設委員会になってしまう、ということもあるのでしょう。
 しかし、会派の中でもどのみち、私、ここに入りたいんです、という交渉とか順番づけがあるのでしょうから、あまり変わらない気もします。現状の会派も、見る限り4人とか3人ずつ、とかなので、バランスよく各委員会に配属、という形になるのではないか、と想像します。(産業建設が人気らしいですので、文教に入りたい議員には特に支障は無いのかもしれ無いです。)

○  代表質問

真庭市議会では、
「3人以上の議員が所属する会派は、代表質問をすることができます。代表質問は市長の施政方針演説(所信表明)があった場合に行います。代表質問をした議員は、個人質問をすることができません。
質問時間は30分以内で、一括質問、一括答弁、質問回数は3回までとしています。」

ということで、代表質問の機会はもらえます。しかしその場合個人質問(誰でもできる。20分)はできないようなので、質問をできる回数としては変わらないのですね。会派に属していて、機会がもらえれば、より包括的な質問ができる、ということなのでしょう。

○  会派代表者会議

 ちょっと書いてある箇所が見当たらないのですが、「会派代表者会議」というのがあり、3人以上の会派の場合は代表者に議決権があります。一人会派の場合はオブザーバー参加ですが、議論には参加できます。(会議の場で、いかに説得力のある議論を展開するかということなので、議決権があるなしはそう関係ないよ、とその現職議員は言っていましたが、逆に、それだけの能力を持っていないといけないということですね。)

○  議長選挙

 選挙で当選した翌日から、電話がたくさんかかってくるそうです。各会派からのお誘いです。会派の届けを出さないといけない期日というのもあるのですが、一番には、議長を決めるため、多数派を集めるため、ということのようです。私は特にそれに対して是非をどうこう言う気はありません。そういう側面もあるのだと思います。
 ただ、以後の議会運営の中では、数の力で何かを通す、ということよりも、「市政に関する政策研究、提言並びに調査、研究等に取り組み、議会の活性化に努め」るという原則を重視すべきでは無いかな、と思います。

○  会派と政務活動費

 各議員に、政務活動費が毎月3万円、支給されます。

政党所属の議員には、返納している議員もいるようですが、
調査研究活動や広報活動やらにしっかり使うのなら、いいのではないか、と個人的には思います。会派を作ると、そのお金を集められるので、そのメリットもあるようです。会派ごとの費用の支給や、会派ごとの部屋の割り当てなどはないようです。
✳︎ 集めた政務活動費は、しっかり、調査活動、研究活動に使って、政策提言をしたり、市民に知らせる活動をしていって欲しいものです ✳︎

○  ちょっと感想

 一人会派だと、心細いんではないか、とか不利なのではないか、とか思ってしまいますが、今の真庭市議会で特にそういうことは無いように思いました。それよりも、議員個人とにとっては、出席した会議でいかに説得力のある議論を展開できるか、ということが大切で、勉強して能力を高めていくことがやはり必須だということかなと思います。また、会派どうこうよりも、後述する議員としての原則の方が大切な気がします。
 ところで素人考えですが、24人しかいない議員定数の中で、(今後定数削減の議論もしなければならないでしょうが)会派って、必要なのでしょうか?ちょっといまだによくわかっていないのでした…。勉強会や研究会など、その都度興味のある議員同士で誘い合ってやったらいいんじゃないかとか思ってしまいますが…。
 おそらく実際の議会運営の中でわかってくることなのかも…と思うので、新人議員の方、情報ください。

⭐️  議員にとって大切なこと

 議員にとって大切なことは、誰のために働くのかということを、常に忘れないということです、ということを何人かの現職議員(任期は23日まで)が話していたのを、何回か耳にし、印象的でした。真庭市には「真庭市議会基本条例」というのがあります。常にこれに立ち返ることが大切。と、一人の議員は教えてくれました。

第3条 議員は次に掲げる原則に基づき、活動しなければならない。
(1) 議員個人の自主性及び自立性を高めるため、日常の調査及び研修活動を通じて自己の能力及び資質の一層の向上に努め、市民の代表者としてふさわしい活動を行うこと。
(2) 議会の構成員として、一部団体及び地域の代表にとどまらず、市民全体の福祉向上を目指して活動すること。
(3) 議会活動について、市民に対して説明責任を果たすこと。
 原則を守って、市民の声を聞き、活動を行なっていくこと、それ以上でも以下でもないのだと思います。私たちの新しい新人議員達には、右も左もわからないことも多いと思いますが、おかしいことにはおかしいと言い、私たちの声を届けてくれる、そのための努力をぜひ行なっていって欲しいと思います。そして、そういう議員をみんなで支えていかなければならないんだなあと思いました。
 有権者として、私たちも、勉強しなければならないこと、たくさんあるようです…今まで、すみません…。また気が向いたら書きます。

2021年4月17日 

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